| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2018-11-06 13:20
［招待講演］自律神経をターゲットにした循環器治療機器開発のミライ
○朔 啓太（九大） |
| 抄録 |
（和） |
交感神経活動の上昇と副交感神経活動の低下による自律神経バランス異常は多くの主要循環器疾患の病態生理である。近年、自律神経に焦点を合わせ電気刺激により介入する治療法（迷走神経刺激、動脈圧反射刺激および脊髄神経刺激など）が注目を集め、基礎的データにおいては、それらの有効性が示唆されている。一方で、臨床応用までたどり着いたデバイスは少なく、またその有効性も明らかとなっていない。人において安全かつ有効な自律神経電気刺激を行うデバイスの開発を進めるためには、基礎研究の推進だけではなく、臨床応用まで見通したプロジェクトマネージメントが必要である。
本セッションにおいては、循環器疾患に対する自律神経電気刺激治療について、基礎的な背景や効果機序、臨床応用への取り組みについて網羅的に紹介をするとともに、若手研究者に分類される発表者自身行なって
いるデバイス開発における悪戦苦闘の様を報告する。 |
| （英） |
Autonomic imbalance characterized by vagal withdrawal and sustained sympathetic excitation has been shown to play a significant role in aggravating cardiovascular diseases. Although many preclinical investigations have demonstrated the enormous impact of neuro-modulation therapy for cardiovacular diseases, the clinical application, in most cases, is not really progressing.
Recently, we try to develop the device therapy of neuro-modulation. In this session, we will introduce the catheter type of vagal nerve stimulation and the implantable baroreflex stimulator for blood pressure variability. |
| キーワード |
（和） |
循環器疾患 / 自律神経 / デバイス治療 / 心不全 / 高血圧 / / / |
| （英） |
Cardiovascular disease / autnomic nervous system / device therapy / heart failure / hypertension / / / |
| 文献情報 |
信学技報 |
| 資料番号 |
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| 発行日 |
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| ISSN |
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