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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2018-10-12 10:25 自動車用ANCシステムの二次経路特性変化とその対処法に関する一検討 ○菅井 卓・齊藤 望（アルパイン）  EA2018-59 |
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| 抄録 | （和） | Filtered-x LMSアルゴリズムを用いたActive Noise Control (ANC) システムは，実際の二次経路伝達特性とそのモデルとのずれ（モデル化誤差）により誤動作が生じる．そこで，自動車用ANCシステムを対象とし，種々条件下における二次経路伝達特性の変化について調査を行った．さらにこの二次経路伝達特性の変化がANCに及ぼす影響をシミュレーションにて確認した．その結果，温度変化や乗員数変化による影響はそれほど大きくは無いものの，窓開けやスピーカ交換を行った場合には，適応フィルタが発散してしまうほどの大きな変化が発生する場合もあることが明らかとなった．これに対処するには二次経路の再同定が必要となるが，ユーザ使用環境下においてはS/Nがそれほど良くは無いと考えられるため，低S/N環境下において同定精度と適応スピードを両立可能な適応同定手法に関し検討を行った．その結果，最急降下法を近似したアルゴリズムを用いることにより，LMSアルゴリズムに比べ同定精度と適応スピードをよりフレキシブルに調整可能となることが確かめられた． |
| （英） | Active Noise Control (ANC) systems using Filtered-x LMS Algorithm have malfunction caused by differences of characteristic between secondary paths and its models (modeling errors). We investigated changes of secondary paths characteristics of ANC systems for automobiles under various conditions. And we confirmed influence of the changes using computer simulation. As a result, it was revealed that temperature and number of persons do not give a serious influence, but opening windows or exchanging loudspeakers sometimes destabilize the adaptive filters. Re-identification of the secondary paths is needed to solve the problem. Therefore, we considered about the adaptive identification technique that could balance the adaptation speed with the identification accuracy under low S/N condition because users usually cannot identify the secondary paths characteristics under high S/N environment. And we confirmed that we can adjust both the adaptation speed and the identification accuracy more flexibly than LMS algorithm by use of an algorithm that is derived from approximation of Steepest Descent algorithm. | |
| キーワード | （和） | アクティブノイズコントロール / Filtered-x LMSアルゴリズム / 二次経路伝達特性変化 / モデル化誤差 / 適応同定 / 適応スピード / 同定精度 / |
| （英） | Active Noise Control / Filtered-x LMS Algorithm / Secondary path characteristic change / Modeling error / Adaptation identification / Adaptation speed / Identification precision / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 118, no. 234, EA2018-59, pp. 33-44, 2018年10月. | |
| 資料番号 | EA2018-59 | |
| 発行日 | 2018-10-04 (EA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2018-59 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA |
| 開催期間 | 2018-10-11 - 2018-10-12 |
| 開催地（和） | いわき産業創造館（いわき市） |
| 開催地（英） | Iwaki business Innovation Center (Iwaki) |
| テーマ（和） | 応用／電気音響，一般 |
| テーマ（英） | Engineering/Electro Acoustics, and Related Topics |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EA |
| 会議コード | 2018-10-EA |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 自動車用ANCシステムの二次経路特性変化とその対処法に関する一検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Secondary path characteristic changes on ANC systems for automobile and one examination about countermeasure against the changes. |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | アクティブノイズコントロール / Active Noise Control |
| キーワード(2)（和/英） | Filtered-x LMSアルゴリズム / Filtered-x LMS Algorithm |
| キーワード(3)（和/英） | 二次経路伝達特性変化 / Secondary path characteristic change |
| キーワード(4)（和/英） | モデル化誤差 / Modeling error |
| キーワード(5)（和/英） | 適応同定 / Adaptation identification |
| キーワード(6)（和/英） | 適応スピード / Adaptation speed |
| キーワード(7)（和/英） | 同定精度 / Identification precision |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 菅井 卓 / Taku Sugai / スガイ タク |
| 第1著者 所属（和/英） | アルパイン株式会社 (略称： アルパイン) ALPINE ELECTRONICS, INC. (略称： ALPINE) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 齊藤 望 / Nozomu Saito / サイトウ ノゾム |
| 第2著者 所属（和/英） | アルパイン株式会社 (略称： アルパイン) ALPINE ELECTRONICS, INC. (略称： ALPINE) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2018-10-12 10:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EA |
| 資料番号 | EA2018-59 |
| 巻番号（vol） | vol.118 |
| 号番号（no） | no.234 |
| ページ範囲 | pp.33-44 |
| ページ数 | 12 |
| 発行日 | 2018-10-04 (EA) |
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