講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-10-11 16:00
[ポスター講演]中赤外バイオセンシングのための導波路デバイス ○菅原崇弘・木野彩子・松浦祐司(東北大) OFT2018-34 |
抄録 |
(和) |
本研究では中赤外バイオセンシングデバイスとして,CaF2 および ZnS 導波路の利用を提案した.作製した導波路上に純水を滴下して,空気との差分スペクトルを測定したところ, CaF2導波路では純水の複素屈折率の実部と類似した変化を見せたが,高屈折率物質であるZnSは変化がなかった.次にZnS導波路の入出射端面を 45°に研磨し台形状の減衰全反射(ATR)プリズムを構成してブドウ糖水溶液の測定を行ったところ,明瞭な吸収スペクトルが測定された.これは,CaF2導波路はサンプルの複素屈折率実部を導波路の漏れ損失として検出するのに対して,ZnS はATRプリズムにすることにより複素屈折率の虚部を検出可能であることを示す. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
バイオセンシング / 中赤外光 / 導波路デバイス / / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 238, OFT2018-34, pp. 101-103, 2018年10月. |
資料番号 |
OFT2018-34 |
発行日 |
2018-10-04 (OFT) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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OFT2018-34 |