講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-10-04 15:50
継続渡しスタイルの関数型プログラミング言語における分散処理の記述 ○井原 唯・小島 渚・島 和之(広島市大) SS2018-21 DC2018-22 |
抄録 |
(和) |
これまでの研究として,継続渡しスタイル(以下,CPS)のラムダ計算を簡潔に表現し,CPSのラムダ式の部分適用について合流性を満たす記法を提案した.
また,その記法に基づく関数型プログラミング言語を提案し,アクターモデルに基づく並行処理を実装した.
本稿では,提案言語における分散処理,および,その効率化に必要となる非同期処理の記述について述べる.
コールバックを用いて連続する非同期処理を記述するにはコールバックの連鎖が必要になる.
従来言語では,コールバックの連鎖が長くなるとコールバック地獄と呼ばれる複雑なプログラムになる.
コールバック地獄を避けるため,Promiseと呼ばれる仕組みが用いられている.
提案言語ではPromiseを用いるよりも簡潔に連続する非同期処理を記述できる. |
(英) |
(Available after conference date) |
キーワード |
(和) |
Scheme / 関数型プログラミング言語 / 継続渡しスタイル / ラムダ計算 / アクターモデル / 非同期処理 / コールバック地獄 / |
(英) |
Scheme / Functional Programming Language / Continuation Passing Style / Lambda Calculus / Actor Model / Asynchronous Processing / Callback Hell / |
文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 230, SS2018-21, pp. 19-24, 2018年10月. |
資料番号 |
SS2018-21 |
発行日 |
2018-09-27 (SS, DC) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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