講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-09-18 10:25
大規模FPGAクラスタのためのRDMA通信機構 ○上野知洋(理研)・土方康平(東北大)・佐野健太郎(理研) RECONF2018-28 |
抄録 |
(和) |
本論文では,複数のFPGAノードを接続した計算機ネットワークにおいて,高スループットかつ低レイテンシのRemote Direct Memory Access (RDMA)を実現するための通信機構を提案する.これにより各FPGAノードのローカルメモリ同士での通信が可能となり, FPGAクラスタ上で実行されるアプリケーションに対して高速で汎用な通信手段を提供することが可能となる.本稿では,特に科学技術計算を対象とした大規模FPGAクラスタにおけるRDMA通信方式,及びそのためのハードウェア設計について提案し,ネットワーク上での具体的なデータ通信手順と,それを実現する RDMAモジュールの詳細な構造を示す. RDMA通信機能は,先行研究において提案された2次元トーラスネットワークのためのルータモジュールやFPGA間接続においてフロー制御を実現すためのフローコントローラを利用した、FPGAクラスタの汎用ネットワーク上に実現される.また,RDMA通信を実現するtransmitterとreceiverのうち,receiverを作成し,動作のRTLシミュレーションを行う.これにより、提案するRDMAの評価および実装上の課題を明らかにする. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
FPGA / RDMA / ネットワーク / FPGAクラスタ / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 215, RECONF2018-28, pp. 49-54, 2018年9月. |
資料番号 |
RECONF2018-28 |
発行日 |
2018-09-10 (RECONF) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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RECONF2018-28 |