講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-07-31 17:30
水没による計算機超高密度実装の検討 ○平澤将一(NII)・十時知滉(慶大)・藤原一毅(NICT)・鯉渕道紘(NII) CPSY2018-24 |
抄録 |
(和) |
ラック当たり80kWを超えるような計算機の超高密度実装は、設置コストの低減および超高バンド幅低遅延通信に有効であるが、既存の空冷システムや液冷システムでは冷却能力が不足することによる実現性の問題が存在する。
そこでわれわれは、水の中に計算機全体を水没させる冷却技術を応用することにより、ラック当たり80kWを超えるような計算機の超高密度実装の実現性について検討する。
具体的には、相変化時の高い蒸発熱を利用して計算機を一定温度に保持する冷却技術を提案し、さらに、発生した蒸気を利用して発電を行う水没発電について検討を行った。
サーバの冷却に使用した水から発生した低温蒸気を発電に使用した場合の冷却効率を、実在するスクリュ式蒸気発電機をもとに評価を行った結果、140℃の高温動作可能なサーバボードを仮定すればPUE(Power Usage Effectiveness) 0.933、さらに160℃の高温動作可能なサーバボードを仮定すればPUE 0.925を達成できることを示した。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
高密度実装 / 冷却技術 / 水没冷却 / PUE(Power Usage Effectiveness) / / / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 165, CPSY2018-24, pp. 147-152, 2018年7月. |
資料番号 |
CPSY2018-24 |
発行日 |
2018-07-23 (CPSY) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
CPSY2018-24 |