講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-07-20 14:20
f-ダイバージェンスの部分クラスと情報源Resolvability ○野村 亮(専修大) IT2018-25 |
抄録 |
(和) |
情報源Resolvability問題とは,任意に与えられた情報源に対して,可能な限り小さなサイズの一様乱数を用いてその情報源を近似する問題である.この問題に対し,様々な近似誤差尺度のもとで一様乱数の最適レートに関する研究が行われている.代表的な近似誤差尺度として,変動距離やKullback-Leibler(KL)情報量などがある.一方,確率分布間の距離尺度としてはより一般的なf-ダイバージェンスが提案されており,変動距離やKL情報量はf-ダイバージェンスの一つと考えることができる.本稿では,f-ダイバージェンスの部分クラスを近似誤差尺度とした際のResolvability問題を考え,f-ダイバージェンスが漸近的に与えられた定数以下になるという条件の下での一様乱数の最適レートを導出する.なお,本稿で考えるf-ダイバージェンスの部分クラスはKL情報量や変動距離を含んでおり,本稿の結果からこれらに関する従来結果を導くことができる. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
一般情報源 / 乱数生成問題 / f-ダイバージェンス / Resolvability問題 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 139, IT2018-25, pp. 73-78, 2018年7月. |
資料番号 |
IT2018-25 |
発行日 |
2018-07-12 (IT) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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