講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-06-22 10:50
低磁場MRIによる神経活動の直接計測に向けたスピンロックシーケンスの検討 ~ SIRS法におけるスポイラーとバンドアーティファクトに関する検討 ~ ○上田博之・伊藤陽介・笈田武範(京大)・谷口 陽(日立)・小林哲生(京大) MBE2018-9 |
抄録 |
(和) |
スピンロックシーケンスを用いたMRI による脳機能の直接計測法について、SIRS(Stimulus-Induced Rotary Saturation) 法による生体ファントム実験により、バンド状のアーティファクトが観測されており、それが計測の安定性に影響を与えることが分かってきた。本研究では、このバンド状のアーティファクトに関してシミュレーションにより、その発生の機序がSIRS presequence のスポイラーに起因することを明らかにした。さらに、シミュレーション結果からpresequence と画像取得部のRF パルスの印加方向を揃えることによりアーティファクトの除去が可能性があることを示した。本手法はSIRS 法のみならずスポイラーを含む他のスピンロックシーケンスにも有効であり、バンドアーティファクトの除去によって更なる感度の向上や計測の安定化が期待される。 |
(英) |
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キーワード |
(和) |
機能的磁気共鳴画像法(fMRI) / バンドアーティファクト / グラディエントスポイラー / Bloch 方程式 / スピンロック / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 106, MBE2018-9, pp. 13-18, 2018年6月. |
資料番号 |
MBE2018-9 |
発行日 |
2018-06-15 (MBE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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