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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2018-02-26 13:10 複合現実感を利用した遠隔作業支援におけるハンドジェスチャ指示の効果検証 ○山田昇平・ナイワラ P. チャンドラシリ（工学院大）  MoNA2017-63 |
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| 抄録 | （和） | 産業設備や工事現場の緊急トラブル対応時等に現地スタッフだけでは対応しきれないような場合，遠隔作業支援を利用することで，映像・音声の双方向通信を介して遠隔地から熟練者の指示を受けることが可能である．最近ではスマートグラスの登場により，現場作業者は作業から殆ど目を離すことなく，視界に重畳表示されたドキュメントや指示アノテーションを確認することができる．現在利用されている遠隔作業支援システムでは，指示者は描線や矢印等で作業者に注釈を示すことができる．しかし，それらの図形はスマートグラス上では平面的な表示であるため，奥行きの表現や複雑な作業の指示には不向きであった．そこで本研究では，指示者の手そのものを指示アノテーションとし，手の動き（ハンドジェスチャ）を使うことで奥行きや複雑な作業指示にも対応できるシステムを提案した．このシステムでは複合現実感を利用することで，恰も指示者のハンドモデルが実際に目の前に存在するかのような演出を可能とした．提案システムの有用性を評価するため，従来法である描線による指示アノテーションと，提案手法のハンドジェスチャ指示それぞれによる遠隔作業支援の比較実験を行った．その結果，指示のわかり易さを評価するアンケートでは両手法に有意差は見られなかったものの，作業時間においてはハンドジェスチャ指示が描線のものと比べて平均して20秒ほど短い結果になり，約19%の作業時間短縮となった． |
| （英） | In cases where it is difficult for local staff alone to deal with emergency problems at industrial facilities or construction sites, by using remote work support system, it is possible to receive assistance from experts in remote locations via video/audio two-way communication. Recently, thanks to smartglasses, field workers can look at documents and instructional annotations without taking their eyes off from their work. In many existing systems, the helper can show the annotation to the worker with drawn lines or arrows, but their display in the smartglasses is planar. Therefore it is unsuitable for expressing the depth information or instructing complicated work to the worker. In this research, we have devised a system that can deal with conveying of complicated tasks which involve depth information to the worker by using the hand gestures of the helper. In this system, by using Mixed Reality technology, it is possible to display as if the helper's hand model actually exist in front of the worker. In order to evaluate the usefulness of the proposed system, we conducted comparative experiments on remote work support by instruction annotations using conventional method of drawn lines and the proposed method of by using hand gesture instructions respectively. As a result, no significant difference was found between two methods in terms of the understandability of the instructions, however regarding working time, the hand gesture instructions were shorter by 20 seconds (shortened by 19%) on average than the other. | |
| キーワード | （和） | 複合現実感 / スマートグラス / 遠隔作業支援 / ハンドジェスチャ / / / / |
| （英） | Mixed reality / Smartglasses / Remote collaboration / Hand gesture / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 450, MoNA2017-63, pp. 81-85, 2018年2月. | |
| 資料番号 | MoNA2017-63 | |
| 発行日 | 2018-02-19 (MoNA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | MoNA2017-63 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MoNA ASN IPSJ-MBL IPSJ-UBI |
| 開催期間 | 2018-02-26 - 2018-02-27 |
| 開催地（和） | 上智大学 |
| 開催地（英） | Sophia University |
| テーマ（和） | ユビキタスシステム、知的環境、モバイル時代を支える次世代無線技術、モバイルネットワーク、および一般 |
| テーマ（英） | Ubiquitous system, Ambient intelligence, Next generation wireless communicasion, Mobile network, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | MoNA |
| 会議コード | 2018-02-MoNA-ASN-MBL-UBI |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 複合現実感を利用した遠隔作業支援におけるハンドジェスチャ指示の効果検証 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Evaluation of Hand Gesture Annotation in Remote Collaboration Using Mixed Reality |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 複合現実感 / Mixed reality |
| キーワード(2)（和/英） | スマートグラス / Smartglasses |
| キーワード(3)（和/英） | 遠隔作業支援 / Remote collaboration |
| キーワード(4)（和/英） | ハンドジェスチャ / Hand gesture |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山田 昇平 / Shohei Yamada / ヤマダ ショウヘイ |
| 第1著者 所属（和/英） | 工学院大学 (略称： 工学院大) Kogakuin University (略称： Kogakuin Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | ナイワラ P. チャンドラシリ / Naiwala P. Chandrasiri / ナイワラ ピー. チャンドラシリ |
| 第2著者 所属（和/英） | 工学院大学 (略称： 工学院大) Kogakuin University (略称： Kogakuin Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2018-02-26 13:10:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | MoNA |
| 資料番号 | MoNA2017-63 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.450 |
| ページ範囲 | pp.81-85 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2018-02-19 (MoNA) |
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