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| 講演名 | 2018-02-22 14:10 クラウンエーテル部位を有するTTF誘導体の合成と1次元組織体の作製 ○竹井 翼・中村彰太（東京農工大）・西原禎文（広島大）・帯刀陽子（東京農工大）  OME2017-59 エレソ技報アーカイブへのリンク：OME2017-59 |
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| 抄録 | （和） | TTFに代表される分子性導体は、アクセプター分子と組み合わせることで高導電性を発現することが知られている。この分子性導体の特異な物性を生かしつつデバイスへの応用を可能にするために、分子性導体のナノワイヤ・ナノコイルなどへの材料化が強く望まれている。また、クラウンエーテルはエーテルが環化した構造を有しており、1次元に積層しイオンチャネル構造を形成することから1次元構造の形成に有利に働くと考えられる。 そこで本研究では、TTFにクラウンエーテル部位を導入したTTF-ERを合成し、分子集合体ナノワイヤを開発した。TTF-ERはF2TCNQ、F4TCNQと混合することで電荷移動錯体を作成した。作成した錯体はUV-visスペクトルでは700 - 900 nmおよび400 nm付近に、IRスペクトルでは2500 - 3500 cm-1に電荷移動由来の吸収が出現した。また、マイカ基板上にキャストした構造についてAFM、SEM測定を行ったところ、TTF-ERは自己組織化し、1次元組織体を形成することが明らかとなった。 |
| （英） | Organic conductors based on Tetrathiafulvalene(TTF) showed the high conductivity at room temperature, after mixing several acceptors. The application of CT complexes have been studied to form the one dimensional nanostructure, for example the nanowires and nanocoils. One the other hand, crown ether have ring structures and form the one dimensional column as ion channel structures. In this study, we report the structures and electric properties of molecular nanowires composed of TTF derivatives. We synthesized TTF derivatives(TTF-ER) having chiral and hydrogen-bonding side chains. The UV spectra of TTF derivatives and their TCNQ, F2TCNQ, F4TCNQ complexes were measured by the diffuse reflection method. CT complexes of TTF-ER and F2TCNQ, F4TCNQ showed the absorption band in 700 - 900 nm, which is assigned to the F4TCNQ anion radicals. The IR spectra of TTF derivatives and CT complexes of TTF-ER and F2TCNQ, F4TCNQ were measured by the ATR method. The CT complexes showed a broad absorption band from 2500 to 3000 cm-1, which mean the charge transfer between electron-donating TTF derivatives and electron-accepting F2TCNQ, F4TCNQ. The nanowires were fabricated on mica substrates by cast techniques. The surface morphology was examined by AFM and SEM. |
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| キーワード | （和） | ナノワイヤ / 電荷移動錯体 / ナノマテリアル / / / / / |
| （英） | nanowires / CT complexes / nanomaterials / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 447, OME2017-59, pp. 11-14, 2018年2月. | |
| 資料番号 | OME2017-59 | |
| 発行日 | 2018-02-15 (OME) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | OME2017-59 エレソ技報アーカイブへのリンク：OME2017-59 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | OME |
| 開催期間 | 2018-02-22 - 2018-02-22 |
| 開催地（和） | 東京農工大学 講義棟L0014 |
| 開催地（英） | Tokyo University of Agriculture and Technology |
| テーマ（和） | 有機分子エレクトロニクス・フォトニクス、ポリマー光材料・デバイス、その他一般 |
| テーマ（英） | organic molecular electronics and photonics, polymer optical materials and devices, etc |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | OME |
| 会議コード | 2018-02-OME |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | クラウンエーテル部位を有するTTF誘導体の合成と1次元組織体の作製 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Synthesis and One Dimensional Structures of TTF Derivatives with Crown Ether |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ナノワイヤ / nanowires |
| キーワード(2)（和/英） | 電荷移動錯体 / CT complexes |
| キーワード(3)（和/英） | ナノマテリアル / nanomaterials |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 竹井 翼 / Tsubasa Takei / タケイ ツバサ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京農工大学 (略称： 東京農工大) Tokyo University of Agriculture and Technology (略称： TUAT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中村 彰太 / Shota Nakamura / ナカムラ ショウタ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京農工大学 (略称： 東京農工大) Tokyo University of Agriculture and Technology (略称： TUAT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 西原 禎文 / Sadafumi Nishihara / ニシハラ サダフミ |
| 第3著者 所属（和/英） | 広島大学 (略称： 広島大) Hiroshima University (略称： Hiroshima Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 帯刀 陽子 / Yoko Tatewaki / タケワキ ヨウコ |
| 第4著者 所属（和/英） | 東京農工大学 (略称： 東京農工大) Tokyo University of Agriculture and Technology (略称： TUAT) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2018-02-22 14:10:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | OME |
| 資料番号 | OME2017-59 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.447 |
| ページ範囲 | pp.11-14 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2018-02-15 (OME) |
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