講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-01-26 11:10
文章評定における名前による権威づけ効果 ○村上太郎・酒匂由希(九州女子大) HCS2017-68 |
抄録 |
(和) |
本研究は、名言と呼ばれる文章に発言者の名前を付すことによって、文章の評価が異なるかどうかを検討した。女子大学生159名を対象に、実際に名言として挙げられている文章と架空の文章を用いて、それぞれの文章に名前を付す条件と名前を付さない条件を設定し比較した。さらに、付された名前の種類によって評価が異なるかを検討するために、名前を付す条件において著名人または架空の人名ででも評価が異なるかどうかを比較検討した。その結果、名前あり条件で評価点が有意に高く、そして著名人の名前が付された方が評価点が高いことが示された。これらの結果は、名前による権威づけ効果(Name authority effect)が読み手に生じることを示唆し、読み手の解釈におけるプロセスについてコミュニケーションの視点から議論する。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
名言 / 文章評定 / 解釈 / コミュニケーション / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 420, HCS2017-68, pp. 13-16, 2018年1月. |
資料番号 |
HCS2017-68 |
発行日 |
2018-01-19 (HCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
査読に ついて |
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HCS2017-68 |