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| 講演名 | 2018-01-18 13:30 SPFD法による電界ばく露時の人体内誘導電界計算に関する検討 ○山本達也・鈴木敬久・多氣昌生（首都大東京）  EMCJ2017-89 |
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| 抄録 | （和） | 準静的近似が有効な周波数帯において,電界ばく露時の人体内誘導電界を解析する手法の一つとして, SPFD(Scalar Potential Finite Difference)法がある.SPFD 法の計算手順に現れる連立一次方程式には右辺ベクト ルの全要素の和が 0 である場合のみ解を持つが, 多くの場合, この総和は 0 にはならないという問題がある.この連立 一次方程式を反復解法を用いて解く時,解法によっては,解が発散したり,大きな誤差が出ることがある.本研究で は,このような右辺ベクトルの全要素の和が 0 でない矛盾した連立一次方程式に対して,残差ノルムが最小となる妥 協解が得られるように右辺ベクトルを補正する方法を提案した.補正を行った上で SPFD 法を用いて数値人体モデル の誘導電界解析を行った結果,妥当な解を得られることが確認できた.また,提案の補正方法を用いることで SPFD 法の連立一次方程式の計算に様々な数値解法が適用可能となり,AMG-CG 法,ICCG 法,ILUCG 法などの解法を用 いれば,従来よく用いられてきた SOR 法よりはるかに高速な解析が可能であることがわかった. |
| （英） | Scalar potential finite difference (SPFD) method has been commonly used for calculations of internal electric fields in the human body exposed to electric fields in the frequency range where quasi-static approximation can be applied. The simultaneous linear equations of the SPFD calculation is consistent only when the sum of the right hand side vector elements is zero. However, the sum hardly become zero. Some iterative methods can not be applied to this inconsistent linear equations because a significant error or divergence occurs. In this study, we propsed a compensation method to overcome this problem. This method is to modify the right hand side vector so that the linear equations has the compromise solution which minimizes the residual norm. An appropriate solution was obtained by the proposed compensation method for induced electric field analysis in a voxel human model. The proposed method allows to apply various numerical methods for linear equations such as AMG-CG, ICCG, and ILUCG, which enable far faster computations than conventional approach using SOR method. | |
| キーワード | （和） | SPFD法 / 電界ばく露 / 連立一次方程式 / / / / / |
| （英） | SPFD method / electric fields exposure / simultaneous linear equations / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 384, EMCJ2017-89, pp. 7-12, 2018年1月. | |
| 資料番号 | EMCJ2017-89 | |
| 発行日 | 2018-01-11 (EMCJ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EMCJ2017-89 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMCJ |
| 開催期間 | 2018-01-18 - 2018-01-19 |
| 開催地（和） | 倉敷市芸文館 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 通信，PCB，情報セキュリティ，EMC一般 |
| テーマ（英） | Communication, PCB, Information Security, EMC |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMCJ |
| 会議コード | 2018-01-EMCJ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | SPFD法による電界ばく露時の人体内誘導電界計算に関する検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A consideration on numerical dosimetry for human exposure to electric fields using SPFD method |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | SPFD法 / SPFD method |
| キーワード(2)（和/英） | 電界ばく露 / electric fields exposure |
| キーワード(3)（和/英） | 連立一次方程式 / simultaneous linear equations |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 達也 / Tatsuya Yamamoto / ヤマモト タツヤ |
| 第1著者 所属（和/英） | 首都大学東京 (略称： 首都大東京) Tokyo Metropolitan University (略称： Tokyo Metropolitan Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 鈴木 敬久 / Yukihisa Suzuki / スズキ ユキヒサ |
| 第2著者 所属（和/英） | 首都大学東京 (略称： 首都大東京) Tokyo Metropolitan University (略称： Tokyo Metropolitan Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 多氣 昌生 / Masao Taki / タキ マサオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 首都大学東京 (略称： 首都大東京) Tokyo Metropolitan University (略称： Tokyo Metropolitan Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2018-01-18 13:30:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EMCJ |
| 資料番号 | EMCJ2017-89 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.384 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2018-01-11 (EMCJ) |
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