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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2017-12-21 15:25 公開検証可能なプライバシー保護時系列データ統計計算の実装評価 ○鈴木達也（東海大）・江村恵太（NICT）・木村隼人・大東俊博（東海大）  ISEC2017-79 COMP2017-33 |
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| 抄録 | （和） | ShiらはNDSS 2011にて，アグリゲータ (集計者) が暗号化された各データの値を知ることなく，その集計値のみを得ることができるAggregator Oblivious Encryption (AOE) を提案した．AOEの応用として，スマートメータでのプライバシー保護集計値収集などが考案されている．またLeontiadisらはCANS 2015にて，江村はACISP 2017にて集計値の正当性を公開検証可能な機能をAOEに付加する事で，集計者による集計値の改ざんを防ぐ方式を提案した．本稿では，Leontiadisらの方式と江村の方式を実装評価する．市販のスマートメータで扱うデータ範囲を参考に暗号化する際の平文空間を設定した．また，それぞれの方式の帰着効率，MenezesらがMycrypt 2016にて示した楕円曲線パラメータの評価，及び112-ビット安全性を考慮し，Leontiadisらの方式で1031ビット，江村の方式で383ビット素数位数を持つBarret-Naehrig (BN) 曲線を採用し，PBCライブラリを用いて実装した．ユーザの暗号化デバイスとしてRaspberry-Piを用い，BenhamoudaらがACM TISSEC 2016にて与えた設定 (期間長及び暗号化デバイス数$2^{20}$) を適用した． その結果，江村の方式がLeontiadisらの方式と比べ，暗号化で25%，集計値計算で36%，集計値の正当性検証で11%程度の実行時間となり，江村の方式がLeontiadisらの方式より効率的であることを示した． |
| （英） | Aggregator Oblivious Encryption (AOE) was proposed by Shi et al. in NDSS 2011. AOE with public verifiability was also proposed by Leontiadis et al. in CANS 2015 and Emura in ACISP 2017 respectively. This paper gives implementation of Leontiadis et al. and Emura schemes and evaluates their performances. We employed Raspberry-Pi as a power-constrained device such as a smart meter, and also set the message space by considering the capability of a commercially available smart meter. Due to the reduction loss of these schemes and the evaluation by Menezes et al. in Mycrypt 2016, we employed Barret-Naehrig curves with 1031 bits order for the Leotiadis et al. scheme and 383 bits order for the Emura scheme to achieve 112-bit security. In addition, we applied the condition given by Benhamouda et al. in ACM TISSEC 2016 (length for the time period and the number of users are $2^{20}$). Consequently, we demonstrate that the running time of data encryption, data aggregation, and verification in the Emura scheme are approximately 25%, 36%, and 11% respectively compared to those of the Leontiadis et al. scheme. | |
| キーワード | （和） | Aggregator Oblivious Encryption / Raspberry-Pi / BN曲線 / PBCライブラリ / / / / |
| （英） | Aggregator Oblivious Encryption / Raspberry-Pi / BN curve / PBC library / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 369, ISEC2017-79, pp. 43-50, 2017年12月. | |
| 資料番号 | ISEC2017-79 | |
| 発行日 | 2017-12-14 (ISEC, COMP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | ISEC2017-79 COMP2017-33 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | ISEC COMP |
| 開催期間 | 2017-12-21 - 2017-12-22 |
| 開催地（和） | 高知工科大学永国寺キャンパス |
| 開催地（英） | Eikokuji Campus, Kochi University of Technology |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | ISEC |
| 会議コード | 2017-12-ISEC-COMP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 公開検証可能なプライバシー保護時系列データ統計計算の実装評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Implementation Results of Privacy-Preserving and Public-Verifiable Data Aggregation Protocols |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | Aggregator Oblivious Encryption / Aggregator Oblivious Encryption |
| キーワード(2)（和/英） | Raspberry-Pi / Raspberry-Pi |
| キーワード(3)（和/英） | BN曲線 / BN curve |
| キーワード(4)（和/英） | PBCライブラリ / PBC library |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 鈴木 達也 / Tatsuya Suzuki / スズキ タツヤ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東海大学 (略称： 東海大) Tokai University (略称： Tokai Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 江村 恵太 / Keita Emura / エムラ ケイタ |
| 第2著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 木村 隼人 / Hayato Kimura / キムラ ハヤト |
| 第3著者 所属（和/英） | 東海大学 (略称： 東海大) Tokai University (略称： Tokai Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 大東 俊博 / Toshihiro Ohigashi / オオヒガシ トシヒロ |
| 第4著者 所属（和/英） | 東海大学 (略称： 東海大) Tokai University (略称： Tokai Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-12-21 15:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | ISEC |
| 資料番号 | ISEC2017-79, COMP2017-33 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.369(ISEC), no.370(COMP) |
| ページ範囲 | pp.43-50 |
| ページ数 | 8 |
| 発行日 | 2017-12-14 (ISEC, COMP) |
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