講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-09-19 13:35
[招待講演]高齢者や子供たちが安全で安心して暮らせる住宅の安全について ○小玉善人(ポラス) SSS2017-20 |
抄録 |
(和) |
安全で快適で、高品質な住宅が普及されているのに、なぜ高齢者や子供たちの死亡事故が多発しているのか。不慮の死亡事故のうち、家庭内の死亡事故は34%も占め、事故の種類のうち転倒・転落・溺死が52%と半数を超えている。そして、死亡事故は年々増加傾向にある。諸外国(欧米)の住居法に目を向けると、『国家の繁栄は、市民の安全と健康なくしてあり得ない。その基本は、家庭にある。ゆえに住宅政策に力を入れるのである。』という方針(理念)がある。具体的には、階段の勾配は約40度以下。我が国は約57度ときつい勾配である。廊下の幅は、車いすが通れる120cm以上、我が国は75cm以上。これは最低基準の建築基準法と欧米の同等の基準をうたっている高齢社会基本法等種々の住居法で建築すると資金がさらに必要となることに問題がある。諸外国の住居法と比較することにより、我が国の種々の住居法と建築基準法を一体化した法整備を提案し、あるべき快適な住まいの提供を提言する。 |
(英) |
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キーワード |
(和) |
不慮の事故 / 家庭内事故 / 安全で安心 / 技術者の良心 / 建築基準法 / 最低基準 / 基本的人権 / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 213, SSS2017-20, pp. 5-8, 2017年9月. |
資料番号 |
SSS2017-20 |
発行日 |
2017-09-12 (SSS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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