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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2017-05-19 13:50 LC型ポリフェーズフィルタを用いた帯域調整機能を有するKu帯ベクトル合成移相器 ○藤原孝信・堤 恒次・下沢充弘（三菱電機）  MW2017-20 エレソ技報アーカイブへのリンク：MW2017-20 |
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| 抄録 | （和） | 近年，安価なSi系デバイスによるベクトル合成移相器の開発例が多く報告されている．従来のベクトル合成移相器内の直交信号生成部には，抵抗と容量とからなるRC型PPF(ポリフェーズフィルタ)が用いられてきた．しかしながらRC型PPFは挿入損失が大きく，送受信回路全体の低利得・高雑音化を招くため，システムの全体性能劣化や消費電力増加を招くという課題があった．そこで抵抗を用いない LC型PPFを提案し，原理検証のためにKu帯ベクトル合成移相器を試作した．評価の結果，移相器の利得と雑音指数を従来のRC型PPFを用いた場合と比較して，約3dB改善することを確認した．またLC型PPFの適用時の欠点となる位相制御特性の狭帯域化に対しては，ベクトル合成回路のバイアスを調整する回路を提案し，動作周波数を比帯域で10%まで調整できることを確認した．高精度な移相精度と高利得／低雑音を両立する回路方式として，LC型PPFを用いたベクトル合成移相器が有効である見通しを得た． |
| （英） | Recently many vector-sum phase shifters designed with cost-effective silicon process have been reported, featuring their excellent phase error performance [1,2]. In the reported vector-sum phase shifters, RC-PPF (Resister and Capacitor type Poly Phase Filter) are commonly used as a quadrature signal generator. However RC-PPF tends to have small gain and large noise due the loss of resisters inside PPF. It leads to the deteriorated performance of phase shifter and limits the application of this circuit. In order to improve gain and noise performance of phase shifter, we propose LC-PPF (Inductor and Capacitor type PPF) where no resister is used. Also in order to overcome the disadvantage of LC-PPF in terms of narrower bandwidth for quadrature signal generation, an adaptive biasing technique was introduced to active circuit part of the phase shifter. For the proof of concept, we fabricated Ku-band vector-sum phase shifter with LC-PPF using 65nm CMOS process, and successfully demonstrated that the proposed technique works for better gain and less noise by 3dB, and operating frequency of more than 10%. | |
| キーワード | （和） | 移送器 / ポリフェーズフィルタ / 直交信号 / APAA / フェーズドアレー / 移送量誤差 / チューナブル / |
| （英） | Phase Shifter / Poly Phase Filter / Quadrature Signal / APAA / フェーズドアレー / Phase Error / Tunable / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 34, MW2017-20, pp. 71-76, 2017年5月. | |
| 資料番号 | MW2017-20 | |
| 発行日 | 2017-05-11 (MW) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | MW2017-20 エレソ技報アーカイブへのリンク：MW2017-20 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MW |
| 開催期間 | 2017-05-18 - 2017-05-19 |
| 開催地（和） | 大阪大学豊中キャンパス（大阪大学会館 セミナー室１） |
| 開催地（英） | Osaka Univ. (Seminar Room1, Osaka Univ. Kaikan) |
| テーマ（和） | マイクロ波一般 |
| テーマ（英） | Microwave Technologies |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | MW |
| 会議コード | 2017-05-MW |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | LC型ポリフェーズフィルタを用いた帯域調整機能を有するKu帯ベクトル合成移相器 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Ku-band Vector-Sum Phase Shifter Using LC-Type PPF With Adjustable Operating Frequency |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 移送器 / Phase Shifter |
| キーワード(2)（和/英） | ポリフェーズフィルタ / Poly Phase Filter |
| キーワード(3)（和/英） | 直交信号 / Quadrature Signal |
| キーワード(4)（和/英） | APAA / APAA |
| キーワード(5)（和/英） | フェーズドアレー / フェーズドアレー |
| キーワード(6)（和/英） | 移送量誤差 / Phase Error |
| キーワード(7)（和/英） | チューナブル / Tunable |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 藤原 孝信 / Takanobu Fujiwara / フジワラ タカノブ |
| 第1著者 所属（和/英） | 三菱電機株式会社 (略称： 三菱電機) Mitsubishi Electric Corporation (略称： Mitsubishi Electric Corp.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 堤 恒次 / Koji Tsutsumi / ツツミ コウジ |
| 第2著者 所属（和/英） | 三菱電機株式会社 (略称： 三菱電機) Mitsubishi Electric Corporation (略称： Mitsubishi Electric Corp.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 下沢 充弘 / Mitsuhiro Shimozawa / シモザワ ミツヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 三菱電機株式会社 (略称： 三菱電機) Mitsubishi Electric Corporation (略称： Mitsubishi Electric Corp.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-05-19 13:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | MW |
| 資料番号 | MW2017-20 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.34 |
| ページ範囲 | pp.71-76 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2017-05-11 (MW) |
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