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| 講演名 | 2017-04-24 09:55 過負荷MU-MIMO通信路におけるPDAのための適応スケールビリーフに関する一検討 ○高橋拓海・衣斐信介・三瓶政一（阪大）  RCS2017-2 |
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| 抄録 | （和） | 本稿では，6 GHz以下の低周波数帯で想定される中規模・過負荷MU-MIMO (Multi-User Multiple-Input Multiple-Output) 構成におけるPDA (Probabilistic Data Association) 検出に際して，繰り返し処理間を伝搬する事前ビリーフを瞬時通信路状態に応じて適応的にスケーリングすることで，検出性能が改善されることを明らかにする．MIMO信号の繰り返し信号検出は大別して，SC/MMSE (Soft Canceler/MMSE) ターボ等化に代表される等化器と通信路復号器の間で事前ビリーフの交換を行うIDD (Iterative Detection and Decoding) と，PDAのような通信路復号器を介さない自己繰り返し検出に分類される．これらの手法は，事前ビリーフを近似的に無相関なガウス性信号としてモデル化できることを前提に動作し，IDD構成では通信路復号器による誤り訂正によって近似的にこの要件を達成できる．しかし，自己繰り返し検出では事前ビリーフの確率モデル誤差に起因して検出性能が著しく低下することが知られており，過負荷状態ではその傾向が特に顕著となる．そこで本稿では，PDAにおいて瞬時通信路状態に応じた適応スケールビリーフ (ASB: Adaptively Scale Belief) を提案し，計算機シミュレーションによってその有効性を示す． |
| （英） | This paper proposes a new design criterion of adaptively scaled belief (ASB) in probabilistic data association (PDA), especially for overloaded multiuser multiple-input multiple-output (MU-MIMO) detection in bands below 6 GHz. Iterative detection is roughly classified into two types: iterative detection and decoding (IDD) and self-iterative detection. In IDD, a prior belief is exchanged between a detector and a channel decoder. On the other hand, a self-iterative detection scheme such as PDA is carried out without the use of the channel decoder. In the iterative regime, uncorrelated Gaussian signal has to be approximately obtainable as the prior belief. In the self-iterative detection, the approximation is not tight, resulting in ill convergence behavior of PDA iterative detection, especially in overloaded MIMO channels. To mitigate harmful impacts induced by modeling errors of the prior belief, we propose a new criterion for adaptive belief scaling according to the instantaneous channel state. | |
| キーワード | （和） | 中規模MU-MIMO / 過負荷MU-MIMO / PDA / ソフト干渉キャンセル / スケーリング / / / |
| （英） | Moderate-scale MU-MIMO / Overloaded MU-MIMO / PDA / Soft Interference Cancellation / Scaling / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 11, RCS2017-2, pp. 5-10, 2017年4月. | |
| 資料番号 | RCS2017-2 | |
| 発行日 | 2017-04-17 (RCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2017-2 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | RCS |
| 開催期間 | 2017-04-24 - 2017-04-25 |
| 開催地（和） | ことひら温泉 琴参閣 |
| 開催地（英） | Kotohira Onsen Kotosankaku |
| テーマ（和） | 鉄道，車車間・路車間通信，無線アクセス技術，一般 |
| テーマ（英） | Radio Access Technologies, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2017-04-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 過負荷MU-MIMO通信路におけるPDAのための適応スケールビリーフに関する一検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Study on Criterion of Adaptively Scaled Belief for PDA in Overloaded MIMO Channels |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 中規模MU-MIMO / Moderate-scale MU-MIMO |
| キーワード(2)（和/英） | 過負荷MU-MIMO / Overloaded MU-MIMO |
| キーワード(3)（和/英） | PDA / PDA |
| キーワード(4)（和/英） | ソフト干渉キャンセル / Soft Interference Cancellation |
| キーワード(5)（和/英） | スケーリング / Scaling |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高橋 拓海 / Takumi Takahashi / タカハシ タクミ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 衣斐 信介 / Shinsuke Ibi / イビ シンスケ |
| 第2著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 三瓶 政一 / Seiichi Sampei / サンペイ セイイチ |
| 第3著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-04-24 09:55:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2017-2 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.11 |
| ページ範囲 | pp.5-10 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2017-04-17 (RCS) |
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