講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-03-02 10:25
5G低SHF帯Massive MIMOデジタルビームフォーミング方式におけるサイト間連携制御の適用効果 ○吉岡翔平・須山 聡・奥山達樹・増野 淳・奥村幸彦(NTTドコモ) RCS2016-309 |
抄録 |
(和) |
超高速・大容量を実現する第5世代移動通信システム(5G)では,超多素子アンテナ(Massive MIMO)ビームフォーミング(BF)技術により高伝搬損失を補償しつつ,高周波数帯における高帯域幅を利用する.低SHF帯ではフルデジタルのBF技術が適用可能であり,デジタル固定BFとチャネル情報(Channel State Information: CSI)に基づくプリコーディングの結合処理であるデジタルFBCP(Fixed BF and CSI-based Precoding)が提案されている.また,低SHF帯の電波は比較的遠方に伝搬することから,複数サイトの連続したエリア形成の早期実施が想定される.サイト間で連携したビームおよびプリコーディング制御によって,サイト間干渉を低減しつつ多ストリーム伝送を効率良く行うことが可能となる.そこで本報告では,デジタルFBCPによるBFの複数サイト間連携制御の手法を提案する.リンクレベルシミュレーションにより,サイト間連携制御を適用した時のデジタルFBCPのスループット特性を示し,サイト間連携制御を用いない場合と比較してスループットを改善できることを明らかにする. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
5G / 低SHF帯 / Massive MIMO / デジタルビームフォーミング / サイト間連携制御 / / / |
(英) |
5G / Low-SHF-band / Massive MIMO / Digital Beamforming / Intersite Coordination Control / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 479, RCS2016-309, pp. 121-126, 2017年3月. |
資料番号 |
RCS2016-309 |
発行日 |
2017-02-22 (RCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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RCS2016-309 |