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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2017-02-21 14:30 画像の周波数スペクトルに対する混合ノルム最小化とパタンノイズの分離法への応用 ○白井啓一郎（信州大）・小野峻佑（東工大）・奥田正浩（北九州市大）  ITS2016-57 IE2016-115 |
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| 抄録 | （和） | 本稿では，画像をフーリエ変換した後の振幅スペクトル (画素ごとの複素数のノルム) の総和を扱う混合ノルム，および，その最小化問題を扱う．このノルムを用いた正則化と画像分離問題の組み合わせは，表面に凹凸をもつ古い写真などをスキャンした際などに生じるパタンノイズの除去・分離に効果を発揮する．自然画像のスペクトルの分布は，低周波数帯域から高周波数帯域へと連続的に減衰するが，パタンノイズのみの画像では，スペクトルはスパースに分布する．そこで，観察画像が自然画像とパタンノイズの和で表されると仮定し，自然画像には全変動正則化を，パタンノイズには提案する正則化を施すと，これらの成分の分離が可能となる．同様の成分分離法であるロバスト主成分分に比べて，計算コストは低く，パタンノイズの分離性能が良いことを示す． |
| （英） | This paper deals with a mixed norm for complex vectors, i.e., the summation of amplitude spectrum, and its minimization problem. A combination of this mixed norm and image decomposition problem works well for reduction and decomposition of pattern noise that arises when scanning old photographs with granulated surface. Generally, the spectrum distribution of natural images decreases smoothly from low frequency toward high frequency band, while that of pattern noise is distributed sparsely. Therefore, we assume that an observed image consists of a latent image and a pattern noise component, and characterize them by the total variation function and the proposed function, respectively. This enables a reasonable decomposition of the two components. Compared to similar decomposition methods such as Robust PCA, our method has a good decomposition accuracy for this task, and low computational cost. | |
| キーワード | （和） | 画像成分分離 / ロバスト主成分分析 / パタン除去 / 混合ノルム, / 複素数ノルム / / / |
| （英） | Image component decomposition / Robust PCA / Pattern removal / mixed norm / complex norm / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 116, no. 464, IE2016-115, pp. 275-280, 2017年2月. | |
| 資料番号 | IE2016-115 | |
| 発行日 | 2017-02-13 (ITS, IE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | ITS2016-57 IE2016-115 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IE ITS ITE-AIT ITE-HI ITE-ME ITE-MMS ITE-CE |
| 開催期間 | 2017-02-20 - 2017-02-21 |
| 開催地（和） | 北海道大学 |
| 開催地（英） | Hokkaido Univ. |
| テーマ（和） | 画像処理および一般 |
| テーマ（英） | Image Processing, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | IE |
| 会議コード | 2017-02-IE-ITS-AIT-HI-ME-MMS-CE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 画像の周波数スペクトルに対する混合ノルム最小化とパタンノイズの分離法への応用 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Minimization of mixed norm for frequency spectrum of images and its application of pattern noise decomposition |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 画像成分分離 / Image component decomposition |
| キーワード(2)（和/英） | ロバスト主成分分析 / Robust PCA |
| キーワード(3)（和/英） | パタン除去 / Pattern removal |
| キーワード(4)（和/英） | 混合ノルム, / mixed norm |
| キーワード(5)（和/英） | 複素数ノルム / complex norm |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 白井 啓一郎 / Keiichiro Shirai / シライ ケイイチロウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小野 峻佑 / Shunsuke Ono / オノ シュンスケ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京工業大学 (略称： 東工大) Tokyo Institute of Technology (略称： Tokyo Institute Tech.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 奥田 正浩 / Masahiro Okuda / オクダ マサヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 北九州市立大学 (略称： 北九州市大) The University of Kitakyushu (略称： Univ. Kitakyushu) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-02-21 14:30:00 |
| 発表時間 | 15分 |
| 申込先研究会 | IE |
| 資料番号 | ITS2016-57, IE2016-115 |
| 巻番号（vol） | vol.116 |
| 号番号（no） | no.463(ITS), no.464(IE) |
| ページ範囲 | pp.275-280 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2017-02-13 (ITS, IE) |
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