講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-02-11 10:50
視覚障害ユーザによる白杖を用いた探索対象の重さ知覚における握り方の影響 ○布川清彦(東京国際大)・近井 学(産総研)・土井幸輝(特総研)・井野秀一(産総研) WIT2016-72 |
抄録 |
(和) |
白杖は視覚障害者の単独歩行を支援する道具として,最も広く使われている物の一つである.著者らは白杖を用いた対象認知の精度を高める操作方法と素材や構造の改良について検討するために,白杖を利用して間接的に対象を触り,硬さや肌理などの特性を探索する場合に関する基礎的な知見を得るために研究を進めてきている.対象の重さ判断については,これまでに晴眼大学生を参加者とした実験を行ってきている.本研究では,白杖を用いた探索対象の重さと重さ知覚との関係への握り方の影響を検討する.アイマスクとイヤーマフにより視聴覚情報を制限した視覚障害白杖ユーザを参加者として,マグニチュード推定法により3種類の握り方を用いて握った白杖を介した重さに関する感度を測定した.その結果,白杖を利用した場合の重さと重さ知覚との関係に握り方が影響する事が明らかになった. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
白杖 / 重さ / 握り方 / 視覚障害 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 453, WIT2016-72, pp. 53-56, 2017年2月. |
資料番号 |
WIT2016-72 |
発行日 |
2017-02-03 (WIT) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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