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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2017-01-19 16:00 ［特別講演］通信線の放射および誘導現象に関する研究 ○桑原伸夫（九工大）  EMCJ2016-115 |
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| 抄録 | （和） | 筆者は40年にわたり通信線端末に誘導する過電圧と通信線から漏洩する妨害波の研究に従事してきた．本報告では筆者がこれまで，従事してきた，１）通信線端末に誘導する雷サージの研究，２）通信線から漏洩する通信信号成分の研究，３）UTPケーブルから漏洩するディファレンシャルモード信号成分の研究，４）屋内配電線から漏洩するディファレンシャルモード信号成分の磁界強度の研究に関して解説する．雷サージの研究に関してはフーリエ変換を用いた周波数領域での解析により，加入者端と局内端で発生する雷サージの違いは接地系の違いによるものであることを明らかにし，通信線から漏洩する通信信号成分の研究では，通信線端の信号電圧と漏洩磁界の強度の測定結果より通信ポートのコモンモード電流の制限値を守っていれば放送受信への影響は小さいことを明らかにした．また，UTPケーブルから漏洩する電磁界強度の研究ではF行列を使用した方法が2GHz程度まで使用可能であること，対数依存性がケーブル構造により異なることを示した．最後に，屋内配電線からのディファレンシャルモード信号漏洩の研究では，分岐のある配電線に対してF行列を用いた方法が有効であることを示した． |
| （英） | I studied the disturbance emitting from telecommunication cable and the over-voltage inducting at telecommunication line end. This report describes my studies relating this subject. These are 1) lightning surge inducing at subscriber line ends, 2) telecommunication signal component emitted from overhead cable, 3) differential mode signal component emitted from UTP cable, and 4) magnetic field strength emitted from indoor power distribution line. In the study of lightning surge, the lightning surge was calculated by using Fourier transform. The result showed that the difference of lightning surge waveform between subscriber end and office end was caused by the difference of grounding system. In the study of the emitted telecommunication signal from cable, the relation between the signal level and the emitting magnetic field strength was investigated. The results showed that the influence to broadcast was small if the common-mode current of telecommunication equipment port was lower than the limits. Moreover, in the study of emitted electromagnetic field from UTP cable, the analysis using F-matrix indicated that the emitting electromagnetic field strength could be calculated by this method up to 2GHz. In addition, the analysis using the moment-method indicated that the dependence of number of pair was different by the configuration of cable. Finally, the study of the emitted magnetic field strength from indoor power distribution line showed that the method of using F-matrix was effective to analyze it. |
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| キーワード | （和） | 通信線 / 放射 / 誘導 / 雷サージ / UTP / ISDN / 屋内配電線 / |
| （英） | Telecommunication line / Emission / Induction / Lightning surge / UTP / ISDN / Indoor power distribution line / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 116, no. 399, EMCJ2016-115, pp. 35-38, 2017年1月. | |
| 資料番号 | EMCJ2016-115 | |
| 発行日 | 2017-01-12 (EMCJ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EMCJ2016-115 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMCJ |
| 開催期間 | 2017-01-19 - 2017-01-20 |
| 開催地（和） | 九州工業大学 |
| 開催地（英） | Kyushu Institute of Technology |
| テーマ（和） | 通信，EMC一般 |
| テーマ（英） | Communication, EMC |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMCJ |
| 会議コード | 2017-01-EMCJ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 通信線の放射および誘導現象に関する研究 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Study of emitting and inducting phenomenon relating to telecommunication cable |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 通信線 / Telecommunication line |
| キーワード(2)（和/英） | 放射 / Emission |
| キーワード(3)（和/英） | 誘導 / Induction |
| キーワード(4)（和/英） | 雷サージ / Lightning surge |
| キーワード(5)（和/英） | UTP / UTP |
| キーワード(6)（和/英） | ISDN / ISDN |
| キーワード(7)（和/英） | 屋内配電線 / Indoor power distribution line |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 桑原 伸夫 / Nobuo Kuwabara / クワバラ ノブオ |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州工業大学 (略称： 九工大) Kyushu Institute of Technology (略称： KIT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-01-19 16:00:00 |
| 発表時間 | 50分 |
| 申込先研究会 | EMCJ |
| 資料番号 | EMCJ2016-115 |
| 巻番号（vol） | vol.116 |
| 号番号（no） | no.399 |
| ページ範囲 | pp.35-38 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2017-01-12 (EMCJ) |
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