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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2016-12-21 09:25 無線LANにおける端末の選好を考慮したリアソシエーション制御 ～ メカニズムデザイン理論によるアプローチ ～ ○神矢翔太郎・山本高至・西尾理志・守倉正博（京大）  RCS2016-207 |
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| 抄録 | （和） | メカニズムデザイン理論における非分割財の交換モデルを応用した，無線LANにおけるアソシエーション制御法を提案している．本稿における基本的なアイデアは，異なるアクセスポイント（AP: Access Point）に帰属する端末（STA: Station）間でアソシエート先を交換することにより，通信品質の改善を行うことである．メカニズムデザイン理論における選好の概念を用いることにより，通信速度，遅延などの要求に基づくSTAごとのAPに対する好ましさを柔軟に定式化し，それに基づいたアソシエーション制御を可能としている．提案するアルゴリズムは，TTC（Top Trading Cycles）アルゴリズムに基づいており，得られるアソシエーションはメカニズムデザイン理論における望ましさの尺度である個人合理性，パレート効率性を満たす．TTCアルゴリズムは，一般に交換者と非分割財が一対一の組に対して用いられるが，本稿ではそれを拡張して，各APに複数のSTAがアソシエートされている場合にも適用できるようにしている．このとき，繰り返しTTCアルゴリズムを用いることから，アソシエーション関係が時間的に変化するが，必ず一つの状態に収束することが示されている．シミュレーション評価によって，スループットが下がるSTAが存在しないこと，AP数が多ければスループットが改善されるSTA数が大きいこと，並びに負荷分散を保ったままスループットを向上できることが示されている． |
| （英） | This paper proposes a reassociation control scheme in wireless local area networks (WLANs) based on the model for swapping indivisible resources in mechanism design theory. The remarkable idea is to improve communication quality of each station (STA) in such a way that STAs associated with different access points (APs) trade their APs. The notion of general preference in the mechanism design theory enables us to develop reassociation control scheme according to STAs' flexible preference over APs which arise from their demands for communication services, such as high-speed and low-latency. The proposed algorithm is based on Top Trading Cycles (TTC) algorithm and provides a unique allocation of APs to STAs with individual rationality and Pareto-optimality, which are desirable property in the mechanism design theory. Although TTC algorithm is generally applied to the case where every trader has an indivisible resource, the proposed algorithm is applicable to the case where multiple STAs are associated with each AP by applying TTC algorithm repeatedly, in which each AP selects a STA for each trade. The proposed algorithm is guaranteed to converge to a stable allocation through repetitive control of association relationship. Simulation results confirm that the proposed scheme keeps individual rationality, that the number of STAs which obtain better rate increases as the number of APs increases, and that the proposed scheme performs rate improvement with fairness. | |
| キーワード | （和） | 無線LAN / アソシエーション制御 / メカニズムデザイン / TTCアルゴリズム / / / / |
| （英） | wireless LAN / association control / mechanism design / TTC algorithm / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 116, no. 383, RCS2016-207, pp. 1-6, 2016年12月. | |
| 資料番号 | RCS2016-207 | |
| 発行日 | 2016-12-14 (RCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2016-207 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS RCS |
| 開催期間 | 2016-12-21 - 2016-12-22 |
| 開催地（和） | 金沢勤労者プラザ |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | マルチホップ／リレー／協調，耐災害無線ネットワーク，センサ・メッシュネットワーク，アドホックネットワーク，D2D・M2M，無線ネットワークコーディング，ハンドオーバ/AP切替/接続セル制御/基地局間負荷分散/モバイルNW動的再構成，QoS・QoE保証／無線VoIP，一般 |
| テーマ（英） | Mobile Ad-hoc Network, Ubiquitous Network, Wireless Communication, security, Multi-Access Network |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2016-12-NS-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 無線LANにおける端末の選好を考慮したリアソシエーション制御 |
| サブタイトル（和） | メカニズムデザイン理論によるアプローチ |
| タイトル（英） | Reassociation Control Based on Preference of Stations in WLANs |
| サブタイトル（英） | Mechanism Design Theoretic Approach |
| キーワード(1)（和/英） | 無線LAN / wireless LAN |
| キーワード(2)（和/英） | アソシエーション制御 / association control |
| キーワード(3)（和/英） | メカニズムデザイン / mechanism design |
| キーワード(4)（和/英） | TTCアルゴリズム / TTC algorithm |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 神矢 翔太郎 / Shotaro Kamiya / カミヤ ショウタロウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 高至 / Koji Yamamoto / ヤマモト コウジ |
| 第2著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 西尾 理志 / Takayuki Nishio / ニシオ タカユキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 守倉 正博 / Masahiro Morikura / モリクラ マサヒロ |
| 第4著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2016-12-21 09:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2016-207 |
| 巻番号（vol） | vol.116 |
| 号番号（no） | no.383 |
| ページ範囲 | pp.1-6 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2016-12-14 (RCS) |
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