講演抄録/キーワード |
講演名 |
2016-03-01 09:50
制御回路を考慮したローテータベースマルチプレクサネットワークによるフィールドデータ抽出器の評価 ○伊東光希・川村一志(早大)・田宮 豊(富士通研)・柳澤政生・戸川 望(早大) VLD2015-120 |
抄録 |
(和) |
$(M,N)$フィールドデータ抽出器は,$M$バイト長データから連続する$N$バイトを読み出す回路であり,TCPオフロードエンジンのパケット解析や動画像のストリーム処理で利用できる.入出力となるレジスタをマルチプレクサ(MUX)ネットワークを用いて接続することで実現する.MUXネットワークは入出力長$M/N$が大きくなると必要となるMUX数が増大するため,構成に必要なMUX数を削減することが課題となる.MUXネットワークの構成として,多層化MUXネットワークやローテータベースMUXネットワークがある.ローテータベースMUXネットワークは,多層化MUXネットワークよりも構成に必要なMUX数が少ない.しかし,セレクト信号の制御が複雑となるため,制御回路を考慮した評価が必要である.制御回路を含めたローテータベースMUXネットワークの評価はまだなされていない.本稿では,制御回路を含めたローテータベースMUXネットワークのゲート数を評価する.実験結果より,制御回路を含めたローテータベースMUXネットワークに必要なゲート数は多層化MUXネットワークに比べて最大10.9%小さくなることを確認した. |
(英) |
In this paper, we evaluate the number of gates required for rotator-based MUX network including control circuits. Experimental results show that the required number of gates to construct rotator-based MUX network with control circuits is smaller by up to 10.9% than multi-layered MUX network. |
キーワード |
(和) |
フィールドデータ抽出器 / マルチプレクサ / マルチプレクサネットワーク / / / / / |
(英) |
field-data extractor / multiplexer / multiplexer netwaork / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 465, VLD2015-120, pp. 55-60, 2016年2月. |
資料番号 |
VLD2015-120 |
発行日 |
2016-02-22 (VLD) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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