講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-12-12 10:45
[招待講演]静的および動的両耳間差が音像の分離知覚に与える影響 ○森川大輔(北陸先端大) EA2015-53 |
抄録 |
(和) |
目的の音に注意を向けて聴くことでその音が聞き取りやすくなることは、カクテルパーティ効果としてよく知られている。周囲の多種多様な音の中から目的の音に注意を向けるためには、多種多様な音をそれぞれの音に分離したり統合したりする必要がある。ヒトがどのように音を分離、また1つの音の塊に統合しているかについては、それぞれの音の音色や時間的なつながりに関する多くの研究がなされてきた。一方、音の分離や統合には、それぞれの音の到来方向も重要である。しかし、音の到来方向の違いによる音の分離の研究では、異なる音色の刺激音を目的音と雑音に用いて実験を行っていることが多かく、その結果には音色の違いによる影響も含まれていることが考えられる。本稿では、音の到来方向の違いによってのみ生じる両耳間差が、音の分離に与える影響について紹介する。 |
(英) |
Attention plays an important role in separating target sound stream from other sound streams, the phenomenon is well-known as "cocktail party effect.” Listeners have ability to segregate the sound streams - separate the target stream from others and group into a stream. Previous research have investigated effects of acoustic feature of sounds such as timbre, and temporal structure, on the process. It has been also reported that directional information is important in the process. However, sounds with different timbre were presented in most of previous research. The question then arises whether the differences of timbre influenced the results. This paper introduces research investigated effects of interaural difference caused by difference of directional information only. |
キーワード |
(和) |
両耳間時間差 / 両耳間音圧差 / 分離知覚 / 音像定位 / / / / |
(英) |
Interaural Time Difference / Interaural Level Difference / Spatially segregated sound / Sound localization / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 359, EA2015-53, pp. 63-68, 2015年12月. |
資料番号 |
EA2015-53 |
発行日 |
2015-12-04 (EA) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
EA2015-53 |
研究会情報 |
研究会 |
EA |
開催期間 |
2015-12-11 - 2015-12-12 |
開催地(和) |
金沢大学 サテライト・プラザ |
開催地(英) |
Kanazawa Univ., Satellite Plaza |
テーマ(和) |
一般(学生セッション:学生主体のポスター講演を中心としたプログラム編成) |
テーマ(英) |
General topics |
講演論文情報の詳細 |
申込み研究会 |
EA |
会議コード |
2015-12-EA |
本文の言語 |
日本語 |
タイトル(和) |
静的および動的両耳間差が音像の分離知覚に与える影響 |
サブタイトル(和) |
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タイトル(英) |
Effect of static and dynamic interaural difference on localization of spatially segregated sound |
サブタイトル(英) |
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キーワード(1)(和/英) |
両耳間時間差 / Interaural Time Difference |
キーワード(2)(和/英) |
両耳間音圧差 / Interaural Level Difference |
キーワード(3)(和/英) |
分離知覚 / Spatially segregated sound |
キーワード(4)(和/英) |
音像定位 / Sound localization |
キーワード(5)(和/英) |
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キーワード(6)(和/英) |
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キーワード(7)(和/英) |
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キーワード(8)(和/英) |
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第1著者 氏名(和/英/ヨミ) |
森川 大輔 / Daisuke Morikawa / モリカワ ダイスケ |
第1著者 所属(和/英) |
北陸先端科学技術大学院大学 (略称: 北陸先端大)
Japan Advanced Institute of Science and Technology (略称: JAIST) |
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第3著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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講演者 |
第1著者 |
発表日時 |
2015-12-12 10:45:00 |
発表時間 |
45分 |
申込先研究会 |
EA |
資料番号 |
EA2015-53 |
巻番号(vol) |
vol.115 |
号番号(no) |
no.359 |
ページ範囲 |
pp.63-68 |
ページ数 |
6 |
発行日 |
2015-12-04 (EA) |