講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-08-05 17:00
漢語系派生語の処理過程 ~ 語頭文字及び語基の効果を手がかりに ~ ○アイニン ソフィアワティ・森田愛子(広島大)・酒井 弘(早大) TL2015-27 |
抄録 |
(和) |
(事前公開アブストラクト) 「不可能」「効率的」のような派生語に関する先行研究では,語基と接辞に分解されて処理されるかに焦点が置かれており,どのような段階を経て処理されているかについてはほとんど検討されていない。しかし,語基と接辞を分解する前に,語頭の文字を手掛かりとした処理過程が存在する可能性がある。本研究では,マスク下プライミングの手法を用い,疑似派生語をプライム,語基をターゲットとして呈示した際の反応時間を調べた。さらにSOAを操作することで,処理過程の初期とそれに続く段階の過程を区別した。実験の結果,SOAが短い場合,すなわち処理過程の初期においては語頭の文字を手がかりとした処理が優先されており,SOAが長い場合,すなわち処理段階の後期においては語基を手がかりとした処理がなされることが明らかになった。 |
(英) |
(Advance abstract in Japanese is available) |
キーワード |
(和) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 176, TL2015-27, pp. 49-53, 2015年8月. |
資料番号 |
TL2015-27 |
発行日 |
2015-07-29 (TL) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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TL2015-27 |