| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-07-18 12:10 主成分分析によって縮約し，再合成した日本語音声の明瞭度について ○岸田拓也・中島祥好・上田和夫・ジェラード B. レメイン（九大）  HIP2015-47 |
|
| 抄録 | （和） | 臨界帯域ごとのパワー変動の情報だけで，言語内容は十分に伝えられる．本研究では，主成分分析によって縮約し，再合成した音声信号を用いて，高い明瞭性を維持したまま，その臨界帯域のパワー変動の情報をどれだけ縮約できるのかを調べた．日本語音声における20の臨界帯域ごとのパワー変動を主成分分析にかけ，1～9次元の部分空間に縮約した．さらに，主成分によって縮約されたパワー変動からその音声信号を雑音駆動音声として再合成し，その音声の明瞭度を，モーラがどれだけ正しく知覚されたかを指標にして，主成分空間の次元数を変えながら測定した．再合成に用いる主成分空間の次元数を2から3へ増やしたときに，正答率は5.4%から79.6%へと大きく上昇した．先行研究において，さまざまな言語の主成分分析で互いによく似た3次元の主成分空間が導かれることから，本質的な言語情報は，20の臨界帯域のパワー変動から得られる，最初の3主成分によって伝えられると考えられる． |
| （英） | Power fluctuations in a set of critical-band filters convey sufficient information for linguistic communication, and the present study examined whether the number of fluctuations could be reduced by principal component analysis keeping high enough intelligibility of speech signals resynthesized from the obtained subspace. Spoken Japanese sentences were converted into power fluctuations in 20 critical-band filters. Principal component analyses were performed to reduce these 20-dimensional fluctuations into subspaces of 1-9 dimension(s). Speech signals were resynthesized from these subspaces as noise-vocoded speech, and their intelligibility was measured as percentages of Japanese morae identified correctly. A big leap of mora identification appeared, from 5.4% to 79.7%, as the number of subspace dimensions increased from 2 to 3. Since very similar 3-dimensional subspaces had appeared in spoken sentences of different languages in previous studies, it is very likely that essential linguistic information can be conveyed by 3-dimensional fluctuations extracted from the 20 power fluctuations. | |
| キーワード | （和） | 音声知覚 / 主成分分析 / 雑音駆動音声 / 臨界帯域 / / / / |
| （英） | speech perception / principal component analysis / noise-vocoded speech / critical band / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 149, HIP2015-47, pp. 31-35, 2015年7月. | |
| 資料番号 | HIP2015-47 | |
| 発行日 | 2015-07-11 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2015-47 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2015-07-18 - 2015-07-19 |
| 開催地（和） | 九州産業大学 |
| 開催地（英） | Kyushu Sangyo University |
| テーマ（和） | 多感覚，VR心理学，知覚，行動および一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2015-07-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 主成分分析によって縮約し，再合成した日本語音声の明瞭度について |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | On the intelligibility of Japanese speech reduced into and resynthesized from principal-component spaces |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 音声知覚 / speech perception |
| キーワード(2)（和/英） | 主成分分析 / principal component analysis |
| キーワード(3)（和/英） | 雑音駆動音声 / noise-vocoded speech |
| キーワード(4)（和/英） | 臨界帯域 / critical band |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 岸田 拓也 / Takuya Kishida / キシダ タクヤ |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中島 祥好 / Yoshitaka Nakajima / ナカジマ ヨシタカ |
| 第2著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 上田 和夫 / Kazuo Ueda / ウエダ カズオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | ジェラード B. レメイン / Gerard B. Remijn / ジェラード B. レメイン |
| 第4著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-07-18 12:10:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2015-47 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.149 |
| ページ範囲 | pp.31-35 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2015-07-11 (HIP) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]