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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-07-18 14:20 EEG計測による聴覚随伴性視覚運動知覚の神経基盤の検討 ○寺岡 諒（室蘭工大）・寺本 渉（熊本大）・渡部 修（室蘭工大）  HIP2015-50 |
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| 抄録 | （和） | 視覚的な運動と音の高さの変化の結びつきは短時間に形成され，一度結びつきが形成されると，その音を聴いただけで点滅する光点が動いて見えることが報告されている（聴覚随伴性視覚運動知覚（SCVM），Teramoto et al., 2010）． 本研究では，SCVMにおける神経基盤を視覚誘発電位（VEP）を計測することによって検討した． 実験は学習前テスト，学習，学習後テストの順に行った． 学習セッションでは，左右に仮現運動する視覚刺激に同期して500 Hz（低）と2000 Hz（高）の音刺激を9分間呈示した． 学習前後のテストでは，知覚的変化とVEP変化を別のセッションで計測した． 行動計測セッションでは様々な大きさの仮現運動刺激に合わせて音高が変化する音を呈示し，SCVMの大きさを計測した． VEP計測セッションでは，その場で2回点滅する刺激に合わせて音高が変化する刺激を呈示した際のVEPを計測した． その結果，SCVM が生起した被験者群においてのみ，学習前後で後頭葉に配置された電極で，第1刺激と第2刺激に対する N75およびP100成分に有意な振幅の変化が認められた． このことは，SCVMが視覚情報処理の比較的初期の段階で生起している可能性を示唆するものである． |
| （英） | It has recently been demonstrated that an association between sound sequence and visual motion is rapidly formed and, after forming this association, the sound sequence can be a driver for visual motion perception (SCVM: sound-contingent visual motion perception, Teramoto et al., 2010). The present study investigated the underlying neural mechanisms for this phenomenon using visually evoked potentials (VEPs). In an exposure session, two circles placed side by side were alternately presented in conjunction with tones of high and low frequency for 9 min. Before and after the exposure session, behavioral and VEP changes were measured in different sessions. While the magnitude of the SCVM was measured in the behavioral session, the VEPs to a visual stimulus which blinked twice at a fixed location with the tones were measured in the VEP session. The results revealed that the amplitude of N75 and P100 components to the 1st and 2nd blinks was changed between the pre- and post- exposure session only for the participant group who experienced the SCVM. This finding suggests the SCVM occurs at relatively early visual processing stages. |
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| キーワード | （和） | 視聴覚相互作用 / 聴覚随伴性視覚運動知覚 / 視覚誘発電位 / / / / / |
| （英） | audiovisual interaction / sound-contingent visual motion perception / visual-evoked potential (VEP) / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 149, HIP2015-50, pp. 45-50, 2015年7月. | |
| 資料番号 | HIP2015-50 | |
| 発行日 | 2015-07-11 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2015-50 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2015-07-18 - 2015-07-19 |
| 開催地（和） | 九州産業大学 |
| 開催地（英） | Kyushu Sangyo University |
| テーマ（和） | 多感覚，VR心理学，知覚，行動および一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2015-07-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | EEG計測による聴覚随伴性視覚運動知覚の神経基盤の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | An EEG investigation on sound contingent visual motion aftereffects |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 視聴覚相互作用 / audiovisual interaction |
| キーワード(2)（和/英） | 聴覚随伴性視覚運動知覚 / sound-contingent visual motion perception |
| キーワード(3)（和/英） | 視覚誘発電位 / visual-evoked potential (VEP) |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 寺岡 諒 / Ryo Teraoka / テラオカ リョウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 室蘭工業大学 (略称： 室蘭工大) Muroran Institute of Technology (略称： MuroranIT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 寺本 渉 / Wataru Teramoto / テラモト ワタル |
| 第2著者 所属（和/英） | 熊本大学 (略称： 熊本大) Kumamoto University (略称： Kumamoto Univ) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 渡部 修 / Osamu Watanabe / ワタナベ オサム |
| 第3著者 所属（和/英） | 室蘭工業大学 (略称： 室蘭工大) Muroran Institute of Technology (略称： MuroranIT) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-07-18 14:20:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2015-50 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.149 |
| ページ範囲 | pp.45-50 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2015-07-11 (HIP) |
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