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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-07-09 13:00 無線周波数帯における間接ESDによる電磁雑音特性の統計測定及び通信特性評価 ○中屋 稜・安藤秀尚・安在大祐・王 建青・藤原 修（名工大）  EMCJ2015-35 |
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| 抄録 | （和） | ヘルスケア・医療の高度化に向けて，人体におけるバイタル信号のセンシングとその伝送の無線化が進められている. 一方で, 帯電人体からの静電気放電(ESD: ElectroStatic Discharge)は, 高周波成分を含むため, 無線伝送に影響を与えることが懸念される. 本文では, 国際電気標準会議（IEC：International Electrotechnical Commission）規定のIEC 61000-4-2に準拠した間接ESD試験の環境において, ワイヤレス通信で利用される2.4 GHz帯と30 MHz帯におけるESD雑音電力を測定し, その雑音電力特性を最尤法を用いたパラメータ推定によりモデルフィッティングを行った. そのフィッティング結果を赤池情報量基準(AIC: Akaike's Information Criteria)を用いて検証した結果, 対数正規分布で表せることを明らかにした. 次に, 構築したESD雑音モデルを用いてESD環境下における無線通信路に対し, 各周波数帯における狭帯域変調方式を想定した無線伝送を行う時のビット誤り率(BER: Bit Error Rate)特性の評価を行った. その結果, ガウス成分比（ESD雑音に対するガウス雑音の平均電力）が小さいほどESD雑音の影響が支配的となり，信号対雑音電力比をいくら大きくしても改善できないBERのエラーフローが発生し，それがESD雑音の重複指数（単位時間当たりに受信機に混入するESD雑音の平均発生回数と平均持続時間との積）に依存することがわかった． |
| （英） | Wireless body area networks (BANs) are mainly used to gather vital data for healthcare and medical applications. Electrostatic discharge (ESD) may be a major of electromagnetic (EM) noise source to interfere the wireless communication performance. In this study, we measured EM noise power at 2.4 GHz and 30 MHz bands for indirect ESD immunity testing according to the IEC 61000-4-2 standard, and derived a statistical ESD noise model based on the measurement results. The ESD nose power was found to follow lognormal distribution. With this ESD noise model, we conducted bit error rate (BER) simulations in a channel with additive white Gaussian noise (AWGN) plus ESD noise at 2.4 GHz and 30 MHz, respectively. The results showed that an error floor appears in the BER performances and is unable to be improved by increasing the signal to noise power ratio the ESD noise power is dominated, and that the error floor depends mainly on the impulse index of the ESD noise. | |
| キーワード | （和） | 静電気放電 / 雑音モデル / 統計特性 / 無線周波数 / ビット誤り率 / / / |
| （英） | ESD / noise model / statistical characteristic / wireless frequency band / bit error rate / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 131, EMCJ2015-35, pp. 25-30, 2015年7月. | |
| 資料番号 | EMCJ2015-35 | |
| 発行日 | 2015-07-02 (EMCJ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EMCJ2015-35 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMCJ |
| 開催期間 | 2015-07-09 - 2015-07-09 |
| 開催地（和） | 機械振興会館 |
| 開催地（英） | Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. |
| テーマ（和） | 若手研究者発表会 |
| テーマ（英） | Young Scientist Meeting |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMCJ |
| 会議コード | 2015-07-EMCJ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 無線周波数帯における間接ESDによる電磁雑音特性の統計測定及び通信特性評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Statistical Measurement of Electromagnetic Noise Characteristics of Indirect ESD in Wireless Frequency Bands and Evaluation of Its Influence to Communication Performance |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 静電気放電 / ESD |
| キーワード(2)（和/英） | 雑音モデル / noise model |
| キーワード(3)（和/英） | 統計特性 / statistical characteristic |
| キーワード(4)（和/英） | 無線周波数 / wireless frequency band |
| キーワード(5)（和/英） | ビット誤り率 / bit error rate |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中屋 稜 / Ryo Nakaya / ナカヤ リョウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安藤 秀尚 / Hidenawo Ando / アンドウ ヒデナヲ |
| 第2著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安在 大祐 / Daisuke Anzai / アンザイ ダイスケ |
| 第3著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 王 建青 / Jianqing Wang / オウ ケンセイ |
| 第4著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 藤原 修 / Osamu Fujiwara / フジワラ オサム |
| 第5著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-07-09 13:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EMCJ |
| 資料番号 | EMCJ2015-35 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.131 |
| ページ範囲 | pp.25-30 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2015-07-02 (EMCJ) |
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