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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-07-07 11:10 期待値の線形性に基づいた一対多信頼度新評価法の検討 ○荒俣純平・林 正博（東京都市大）  CQ2015-34 |
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| 抄録 | （和） | 本論文では、一対多信頼度の新しい評価法を提案する。一対多信頼度は、発展途上国における急速な経済発展に伴う通信ネットワークの整備・構築に伴って必要となってきた、発展途上国特有の状況を踏まえた信頼性評価尺度である。具体的には、信頼性の地域差の大きさを当面許容しながら、時間をかけて信頼性を改善するという枠組みにおいて効果的な信頼性評価尺であり、故障による各ノードの孤立のしにくさを確率的に表す。一対多信頼度の評価法として、最近分解法が提案されたが、通信ネットワークが大きくなると、評価に要する時間が指数関数的に増大する。そこで、本研究では、より高速な評価法として、期待値の線形性に基づいた一対多信頼度評価法を提案する。期待値の線形性に着目すると、一対多信頼度の評価は、二つのノード間の通信量の期待値の評価の問題に帰着される。二つのノード間の通信量の期待値は、一対多信頼度に比べ、期待値に影響するノードとリンクの数が減るため、評価に要する手間が大きく削減されることが期待される。実際、数値実験を行ったところ、本提案法は、従来法に比較し、桁違い高速性を示すことが判明した。 |
| （英） | This paper proposes a new method for evaluating one-to-all reliability, where this reliability measure was introduced for effective reliability design of telecommunications networks in developing country (showing mushroom development in economy). One-to-all reliability reflects the feature of developing country that these countries would improve reliability gradually and show greatly different reliabilities in different local areas. This measure succeeded for this reflection by evaluating the degree of no-isolation of communication for each area. While a recent research proposed an algorithm, based on Bayes’ theorem, for evaluating one-to-all reliability, this method shows exponential increase as for the size of telecommunications networks. Now, this paper proposes a new idea to evaluate one-to-all reliability, using linearity of expectation. By this idea, the problem of evaluating one-to-all reliability is reduced to the problem of evaluating the expectation of traffic volume between two nodes. The evaluation for this expectation is relatively simpler; because the numbers of nodes and links, giving effect to the evaluation process, are smaller. We implement a software to evaluate one-to-all reliability using this new idea, and demonstrate is high-efficiency in evaluations. | |
| キーワード | （和） | 信頼性 / 発展途上国 / 一対多信頼度 / 分解法 / 通信ネットワーク / 期待値の線形性 / / |
| （英） | Reliability / Developing Country / One-to-all Reliability / Factoring Algorithm / Telecommunications / Networks,Linearity of Expectation / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 130, CQ2015-34, pp. 75-80, 2015年7月. | |
| 資料番号 | CQ2015-34 | |
| 発行日 | 2015-06-29 (CQ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CQ2015-34 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CQ |
| 開催期間 | 2015-07-06 - 2015-07-07 |
| 開催地（和） | 奈良先端技術大学 |
| 開催地（英） | Nara Institute of Science and Technology |
| テーマ（和） | 協調ネットワーク・協調メカニズム（ゲーミフィケーション，プライシング，分散コンピューティング，P2P，DTN，M2M,IoT）,一般 |
| テーマ（英） | Cooperative networks, Cooperative Mechanism (Gamification, Pricing, Distributed Computing, P2P,DTN, M2M, Iot), General |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CQ |
| 会議コード | 2015-07-CQ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 期待値の線形性に基づいた一対多信頼度新評価法の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A New Algorithm to Evaluate One-to-all Reliability Based on Linearity of Expectation |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 信頼性 / Reliability |
| キーワード(2)（和/英） | 発展途上国 / Developing Country |
| キーワード(3)（和/英） | 一対多信頼度 / One-to-all Reliability |
| キーワード(4)（和/英） | 分解法 / Factoring Algorithm |
| キーワード(5)（和/英） | 通信ネットワーク / Telecommunications |
| キーワード(6)（和/英） | 期待値の線形性 / Networks,Linearity of Expectation |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 荒俣 純平 / Junpei Aramata / アラマタ ジュンペイ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京都市大学 (略称： 東京都市大) TOKYO CITY UNIVERSITY (略称： TCU) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 林 正博 / Masahiro Hayashi / |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京都市大学 (略称： 東京都市大) TOKYO CITY UNIVERSITY (略称： TCU) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-07-07 11:10:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | CQ |
| 資料番号 | CQ2015-34 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.130 |
| ページ範囲 | pp.75-80 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2015-06-29 (CQ) |
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