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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-06-26 11:01 位相雑音存在下における時空間ブロック符号と誤り訂正符号のためのLLR近似計算に関する一検討 ○錦織 諒・衣斐信介・三瓶政一（阪大）  RCS2015-94 |
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| 抄録 | （和） | 本稿では，ミリ波帯無線通信において位相雑音を含む等化器出力信号から，誤り訂正能力低下を抑圧する LLR (Log Likelihood Ratio) の近似計算方法を提案する．ミリ波帯を利用した無線通信では，送信機及び受信機の局部発振器において搬送周波数が高いことに起因して比較的高いレベルの位相雑音が発生し，伝送特性の劣化が顕著となる問題がある．位相雑音を抑圧するためには，時空間ブロック符号 (STBC: Space-Time Block Code) により1つの情報ビットを複数のシンボルにマッピングし，受信機においてそれらのシンボルを合成して検出することで，時間的に離れた無相関な位相雑音成分を平均化する方法が効果的である．また，LDPC (Low Density Parity Check) 符号のような前方誤り訂正 (FEC: Forward Error Correction) 技術も位相雑音の影響を緩和するために有効である．しかし，受信機において，位相雑音の影響を受けた受信信号の確率モデルを正しく把握できなければ，十分な誤り訂正効果を得ることができない．この課題に対して，本稿では，LDPC符号を用いたSTBCにおいて，位相雑音を含む周波数領域等化器出力から LLR を近似的に計算する方法について検討し，提案手法によりビット誤り率特性の改善が可能であることを計算機シミュレーションにより確認する． |
| （英） | This paper proposes a computation method of log likelihood ratio (LLR) of frequency domain equalizer (FDE) output in presence of phase noise for single carrier millimeter-wave (mmW) transmissions with low density parity check (LDPC) coded space-time block code (STBC). In mmW systems, local oscillators at both transmitter and receiver are suffering from severe phase noise while operating much higher frequency bands. In order to mitigate the impairment of phase noise, STBC and forward error correction (FEC), such as LDPC, techniques are effective tools. However, if the probabilistic model does not capture exact behavior of a random process on received signal, the capability of FEC is severely deteriorated. To address this issue, we appropriately define approximated LLR of FDE output for LDPC coded STBC. We have demonstrated that the derived LLR is capable of improving bit error rate (BER) performances in the presence of phase noise. | |
| キーワード | （和） | log likelihood ratio / 位相雑音 / ミリ波 / 時空間ブロック符号 / 周波数領域等化 / / / |
| （英） | log likelihood ratio / phase noise / millimeter wave / space-time block code / frequency domain equalizer / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 113, RCS2015-94, pp. 281-286, 2015年6月. | |
| 資料番号 | RCS2015-94 | |
| 発行日 | 2015-06-17 (RCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2015-94 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | RCS |
| 開催期間 | 2015-06-24 - 2015-06-26 |
| 開催地（和） | 北海道大学 |
| 開催地（英） | Hokkaido Univ. |
| テーマ（和） | 初めての研究会，鉄道，車車間・路車間通信，リソース制御，スケジューリング，無線通信一般 |
| テーマ（英） | First Presentation in IEICE Technical Committee, Railroad Communications, Inter-Vehicle Communications, Road to Vehicle Communications, Resource Control, Scheduling, Wireless Communication Systems, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2015-06-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 位相雑音存在下における時空間ブロック符号と誤り訂正符号のためのLLR近似計算に関する一検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Study on Approximated LLR Computation for Space Time Block Code and Forward Error Correction Code in Presence of Phase Noise |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | log likelihood ratio / log likelihood ratio |
| キーワード(2)（和/英） | 位相雑音 / phase noise |
| キーワード(3)（和/英） | ミリ波 / millimeter wave |
| キーワード(4)（和/英） | 時空間ブロック符号 / space-time block code |
| キーワード(5)（和/英） | 周波数領域等化 / frequency domain equalizer |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 錦織 諒 / Makoto Nishikori / ニシコリ マコト |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 衣斐 信介 / Shinsuke Ibi / イビ シンスケ |
| 第2著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 三瓶 政一 / Seiichi Sampei / サンペイ セイイチ |
| 第3著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-06-26 11:01:00 |
| 発表時間 | 8分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2015-94 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.113 |
| ページ範囲 | pp.281-286 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2015-06-17 (RCS) |
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