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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2015-05-19 14:40 リアルタイム話速変換を用いた会話における音声ループバックの効果 ○斎藤博人・徳永弘子・橋本恵理子・武川直樹（東京電機大）  HCS2015-9 HIP2015-9 |
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| 抄録 | （和） | 非母語で会話をする学習者や，認知機能が衰えた高齢者は，相手の音声をゆっくりと受聴すると，知覚・認知処理の余裕ができ，了解度が向上する．声質を変えずに時間伸長をする話速変換はそのための有効な技術である．しかし，遠隔会話システム等のリアルタイムの会話では，話速変換によりゆっくり再生すると，会話の順番交替において発話衝突や沈黙が起こる問題があった．これは，話し手側は，発話を完了しても，聞き手側が話し手の発話時間長に伸長率から決まる遅れが加わった時刻まで聞き終えることができないため，聞き手の聞き終わりの時刻や次の発話開始の時刻の判断がしにくいためである．この問題の解決を目的とし，本稿では，話し手が聞き手側の聞き終わりを把握できるよう，話者の発話終了後に話者にループバック音声（話速変換された話者自身の音声）を受聴させる機能を話速変換会話システムに実装した．3人会話実験を収録し映像観測をした結果，話し手は，発話内ポーズにおいて自身のループバック音声を受聴した後に後続発話を開始する発話様式をとる事例がみられた．この結果に基づき，話速変換会話システムのインタフェース設計法について議論する． |
| （英） | For second language learners and elderly people who are hard of hearing, slower reproduced utterances can improve intelligibility taking advantage of longer cognitive time for them. Speech rate conversion that maintains vocal pitch is one of the promising techniques for supporting impaired hearings. However, problems still remains in real-time conversations such as utterance overlaps and unintentional silences occur particularly at turn-takings. These troubles are caused by the difficulty for speakers for estimating hearer’s actual listening end time and next speaker’s utterance begins due to the delay from speaker’s utterance end time. In order to solve the problems, we propose an insertion of speaker’s loopback voice for him/her in speech rate converting conversation system that enable the speaker to recognize hearer’s listening end time. From observations of three-party conversation experiments it was found that the speaker who had his/her own loopback voice made pauses prior his/her next speech and organizes his/her utterance style. Finally, we will discuss possible interface design methods of speech rate converted conversation based on the observed results. | |
| キーワード | （和） | 話速変換 / 発話交替 / 3人会話 / / / / / |
| （英） | speech rate conversion / turn taking / three party conversation / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 35, HCS2015-9, pp. 67-72, 2015年5月. | |
| 資料番号 | HCS2015-9 | |
| 発行日 | 2015-05-12 (HCS, HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HCS2015-9 HIP2015-9 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HCS HIP HI-SIGCOASTER |
| 開催期間 | 2015-05-19 - 2015-05-20 |
| 開催地（和） | 沖縄産業支援センター |
| 開催地（英） | Okinawa Industry Support Center |
| テーマ（和） | コミュニケーション支援およびコミュニケーション一般，ヒューマン情報処理一般 |
| テーマ（英） | Communication Enhancing, Human Communications, and Human Information Processing |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HCS |
| 会議コード | 2015-05-HCS-HIP-SIGCE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | リアルタイム話速変換を用いた会話における音声ループバックの効果 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Effects of voice loopback on real-time speech rate converted conversations |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 話速変換 / speech rate conversion |
| キーワード(2)（和/英） | 発話交替 / turn taking |
| キーワード(3)（和/英） | 3人会話 / three party conversation |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 斎藤 博人 / Hiroto Saito / サイトウ ヒロト |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京電機大学 (略称： 東京電機大) Tokyo Denki University (略称： Tokyo Denki Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 徳永 弘子 / Hiroko Tokunaga / トクナガ ヒロコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京電機大学 (略称： 東京電機大) Tokyo Denki University (略称： Tokyo Denki Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 橋本 恵理子 / Eriko Hashimoto / ハリモト エリコ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京電機大学 (略称： 東京電機大) Tokyo Denki University (略称： Tokyo Denki Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 武川 直樹 / Naoki Mukawa / ムカワ ナオキ |
| 第4著者 所属（和/英） | 東京電機大学 (略称： 東京電機大) Tokyo Denki University (略称： Tokyo Denki Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2015-05-19 14:40:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | HCS |
| 資料番号 | HCS2015-9, HIP2015-9 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.35(HCS), no.36(HIP) |
| ページ範囲 | pp.67-72 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2015-05-12 (HCS, HIP) |
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