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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2014-08-28 15:30 ［チュートリアル講演］統計力学的手法による信号処理へのアプローチ ○三好誠司（関西大）  SIP2014-78 |
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| 抄録 | （和） | 物理学の中に統計力学と呼ばれる分野がある．統計力学は，分子や原子といったミクロな構成要素の性質から，気体や磁石のマクロな性質を理解するために構築された物理学である．統計力学ではこれまでに種々の強力な理論解析手法や数値計算手法が開発されてきた．これらの手法を用いて情報に関するいろいろな問題にアプローチする枠組みは情報統計力学と呼ばれ，連想記憶，誤り訂正符号，無線通信，画像処理，統計的学習など多くの分野で成果をあげている．本チュートリアルでは，まず，これらについて紹介し，その魅力を伝える．次に，統計力学的手法を用いた適応信号処理の解析，特にFiltered-X LMSアルゴリズムによる能動騒音制御の解析について紹介する．この解析においては独立仮定，周期的入力，小ステップサイズ，少タップ数など，先行研究でよく用いられる仮定はおかない．固有値解析による収束条件の導出，非白色な参照信号への拡張，二次経路推定誤差がある場合の解析，実験室で測定された実際の一次経路のモデル化など，最近の進展についても述べる． |
| （英） | Statistical mechanics, which is a branch of physics, was constructed with the aim of understanding the macroscopic properties of gases and magnets from the properties of microscopic elements such as molecules and atoms. Numerous powerful analytical and numerical methods have been developed in statistical mechanics. The field in which these methods are used to solve problems in information technology or information science is called statistical-mechanical informatics, which is producing significant results in many fields, such as associative memory models, error-correcting codes, wireless communications, image processing, statistical learning, and so forth. In this tutorial, we first briefly introduce statistical-mechanical informatics and its attractive properties. Second, we discuss the statistical-mechanical analysis of adaptive signal processing. In particular, we analyze the behaviors of the Filtered-X LMS algorithm used for active noise control. Neither the independence assumption, nor the sinusoidal reference assumption, nor the small-step-size condition, nor the few-taps assumption is used in the analysis. We also mention some recent results including the convergence condition by eigenvalue analysis, the effects of a nonwhite reference signal and the estimation error of the secondary path, and the modeling of an actual primary path. | |
| キーワード | （和） | 情報統計力学 / 適応信号処理 / Filtered-X LMSアルゴリズム / 能動騒音制御 / アクティブノイズコントロール / / / |
| （英） | statistical mechanics of information / adaptive signal processing / Filtered-X LMS algorithm / active noise control / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 114, no. 191, SIP2014-78, pp. 29-29, 2014年8月. | |
| 資料番号 | SIP2014-78 | |
| 発行日 | 2014-08-21 (SIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SIP2014-78 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SIP |
| 開催期間 | 2014-08-28 - 2014-08-28 |
| 開催地（和） | 立命館大学 大阪梅田キャンパス |
| 開催地（英） | Ritsumeikan Univ. (Osaka Umeda Campus) |
| テーマ（和） | 信号処理，一般（画像・音声音響・通信・学習・実現システム・基礎等） |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SIP |
| 会議コード | 2014-08-SIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 統計力学的手法による信号処理へのアプローチ |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Statistical-Mechanical Approach to Signal Processing |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 情報統計力学 / statistical mechanics of information |
| キーワード(2)（和/英） | 適応信号処理 / adaptive signal processing |
| キーワード(3)（和/英） | Filtered-X LMSアルゴリズム / Filtered-X LMS algorithm |
| キーワード(4)（和/英） | 能動騒音制御 / active noise control |
| キーワード(5)（和/英） | アクティブノイズコントロール / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 三好 誠司 / Seiji Miyoshi / ミヨシ セイジ |
| 第1著者 所属（和/英） | 関西大学 (略称： 関西大) Kansai University (略称： Kansai Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2014-08-28 15:30:00 |
| 発表時間 | 50分 |
| 申込先研究会 | SIP |
| 資料番号 | SIP2014-78 |
| 巻番号（vol） | vol.114 |
| 号番号（no） | no.191 |
| ページ範囲 | p.29 |
| ページ数 | 1 |
| 発行日 | 2014-08-21 (SIP) |
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