講演抄録/キーワード |
講演名 |
2014-03-13 17:40
交通状況認識に基づく車線変更予測に関する研究 ○宮脇 悠・鹿嶋雅之・佐藤公則・渡邊 睦(鹿児島大) ITS2013-82 |
抄録 |
(和) |
近年,増加する交通事故の防止やドライバーの負荷軽減のためIntelligent Transport System(ITS:高度道路交通システム)の研究が多く行われている.交通事故原因としてドライバーの判断ミスや認知不全などが挙げられ,周辺状況の把握と短時間内における状況変化の予測が運転支援システムに必要とされる.本研究では,車載の単眼カメラの入力から周辺車両を認識し,これを基に他車両の車線変更を予測することでドライバーへの注意を促すことを目的とした運転支援システムの開発を行った.車線変更の予測を行う対象車両は,一般道において安全運転で推進されている車間距離33[m]以内の車両とした.この場合に車載の単眼カメラ設置位置,視野角の関係から,車両の背面と側面の面積が同程度に映ってしまい,精密な位置推定が行えない問題が生じる.本研究では,車両の背面情報に注目し,テールランプが左右対称であることからHSV色空間でのテールランプ抽出を行い,左右対称の重心を算出することで精密な車両の位置推定を行った.これにより認識した車両を鳥瞰図で表すことによって,周辺車両の把握を行う.これを用いて対象車両と他に認識された各車両との車間距離を算出し,車間距離のスペースがある車線への車線変更の可能性が高いとする予測をする,本研究で用いた動画内において実際に車線変更を行った全ての車両に対して事前に車線変更の予測を判定することができた. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
車載カメラ / 車線変更予測 / ITS / 運転支援システム / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 113, no. 491, ITS2013-82, pp. 109-113, 2014年3月. |
資料番号 |
ITS2013-82 |
発行日 |
2014-03-06 (ITS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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ITS2013-82 |