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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2014-03-03 16:10 ヘテロジニアスネットワークにおける端末間のスループット公平性を改善するキャリアアグリゲーション向けスケジューリング方式の提案 ○太田大輔・信清貴宏（NEC）  RCS2013-331 |
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| 抄録 | （和） | 近年のモバイルトラヒック急増への対応として，セルサイズ（カバレッジ）の大きなマクロセルと小さなスモールセルを階層的に組み合わせるヘテロジニアスネットワークの導入が進んでいる．一方，伝送速度の向上技術として，LTE-Advancedでは，複数の周波数帯域(CC: Component Carrier)を束ねて広帯域なデータ送信を実現できるキャリアアグリゲーション(CA: Carrier Aggregation)が標準化された．CA向けのスケジューリング方式としては，無線容量の確保とスループットの公平性を両立させるスケジューラであるProportional Fairness(PF)スケジューラを改良したJoint-CC PF方式が提案されている．PFスケジューラは，期待される瞬時レートと実効レートの比から計算される割り当て指標に基づいてスケジューリングを行うが，Joint-CC PF方式はこの実効レートを全CCの総和に基づいて計算する点に特徴がある．しかし，ヘテロジニアスネットワークに対してCAを導入すると，割り当て可能なCC数が異なる端末が混在するため，このJoint-CC PF方式では，CC間のトラヒック負荷の差と各端末の割り当て可能な帯域幅を考慮できず，端末間のスループットの公平性を充分実現できない．本論文では，上記問題を解決するため，CC間のトラヒック負荷の差と各端末の割り当て可能な帯域幅を考慮してスケジューリングメトリックを計算することで，端末間のスループットの公平性を改善するスケジューリング方式を提案する．マクロセル基地局のカバレッジ内に送信電力の小さなリモート設置型基地局を設置する環境においてシミュレーションを実施した結果，ユーザスループットの下位5%値が最大35%改善することを確認できた． |
| （英） | In order to cope with the increasing mobile traffic, Heterogeneous Network (HetNet) is being deployed by overlaying small cells on top of a macro cell network. In LTE-Advanced, carrier aggregation (CA) was standardized as a technology to realize wideband transmission with multiple component carriers (CC). Joint-CC proportional fairness (PF) scheduling algorithm was proposed for CA as an enhancement to conventional PF scheduling, which achieved high capacity and the fairness of user throughput. In conventional PF scheduler, the scheduling metric was calculated by the comparison between an expected instantaneous transmission rate and an effective transmission rate per CC. On the other hand, in Joint-CC PF scheduling algorithm, the effective transmission rate between CCs was calculated per all CCs. When CA is introduced, the number of available CCs is different among UEs. Joint-CC PF scheduling does not considere of the difference of the traffic load between CCs and the allocatable bandwidth per UEs and it did not achieve the fairness of user throughput. In this paper, we propose a scheduling algorithm to improve user throughput fairness with the scheduling metric considering the difference of the traffic load between CCs and the allocatable bandwidth per UEs. From the simulation results, in a macro eNB and a remote radio head (RRH) environment, the proposed algorithm improved the lower 5% of user throughput by up to 35%. | |
| キーワード | （和） | LTE-Advanced / ヘテロジニアスネットワーク / キャリアアグリゲーション / Proportional Fairness / / / / |
| （英） | LTE-Advanced / Heterogeneous Network / Carrier Aggregation / Proportional Fairness / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 456, RCS2013-331, pp. 151-156, 2014年3月. | |
| 資料番号 | RCS2013-331 | |
| 発行日 | 2014-02-24 (RCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2013-331 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | RCS SR SRW |
| 開催期間 | 2014-03-03 - 2014-03-05 |
| 開催地（和） | 早稲田大学 |
| 開催地（英） | Waseda Univ. |
| テーマ（和） | 移動通信ワークショップ |
| テーマ（英） | Mobile Communication Workshop |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2014-03-RCS-SR-SRW |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ヘテロジニアスネットワークにおける端末間のスループット公平性を改善するキャリアアグリゲーション向けスケジューリング方式の提案 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Proposal of Scheduling Algorithm for Carrier Aggregation to Improve User Throughput Fairness in Heterogeneous Network |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | LTE-Advanced / LTE-Advanced |
| キーワード(2)（和/英） | ヘテロジニアスネットワーク / Heterogeneous Network |
| キーワード(3)（和/英） | キャリアアグリゲーション / Carrier Aggregation |
| キーワード(4)（和/英） | Proportional Fairness / Proportional Fairness |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 太田 大輔 / Daisuke Ohta / オオタ ダイスケ |
| 第1著者 所属（和/英） | 日本電気株式会社 (略称： NEC) NEC Corporation (略称： NEC) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 信清 貴宏 / Takahiro Nobukiyo / ノブキヨ タカヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | 日本電気株式会社 (略称： NEC) NEC Corporation (略称： NEC) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2014-03-03 16:10:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2013-331 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.456 |
| ページ範囲 | pp.151-156 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2014-02-24 (RCS) |
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