| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2014-02-28 13:45
AR技術を用いた無線ネットワークの信号強度可視化システムの検討
○武田直人・村岡 諒・小林秀幸・高橋晶子（仙台高専） |
| 抄録 |
（和） |
ユビキタスネットワーク社会の実現に向けて，無線技術の発達が顕著である．また，スマートフォンやタブレットなどの情報端末の普及によって，誰もが簡易かつ即時に無線ネットワークの構築が可能となっている．しかし，無線ネットワークは情報の伝送に電波を用いるため，通信状態の即時的な把握が困難である．また，既存の仮想空間等を用いた無線ネットワーク可視化システムでは，現実空間の機器に直接関連付けた可視化を行うことが出来ない．これに対し，拡張現実感（Augmented Reality :AR）技術を用いた可視化システムが提案されている．これまでのAR技術を用いた可視化システムでは，ネットワークのリンク情報とセンサ情報の可視化を実現しているが，通信状態を把握することが困難である．
そこで，本手法ではマーカが貼られたデバイスをカメラで写すことによって，端末間にリンクを表示する．また，その際の受信信号強度（Received Signal Strength Indication :RSSI）に応じたリンクの表示を行う．
本稿では，実機による実験を通して端末間の通信状態を把握出来ることを確認し，無線ネットワークの視覚化を実現した． |
| （英） |
To Realize the ubiquitous network society, development of wireless technology is remarkable.Due to the expansion of the personal digital assistant, anyone can construct the network immediately and simply.However, wireless network uses radio waves to communicate the information, thereby we cannot recognize communication state.Moreover, visualization system using virtual space cannot relate directly to real equipment.
We propose the visualization system of the wireless network with AR (Augmented Reality) technology.The proposed system visualizes link status with RSSI(Received Signal Strength Indication) between two devices.
In this paper, we visualized for a wireless network using actual equipments and checked link status visually. |
| キーワード |
（和） |
無線ネットワーク / 可視化 / AR / 受信信号強度 / / / / |
| （英） |
Wireless Networks / Visualization / AR / RSSI / / / / |
| 文献情報 |
信学技報 |
| 資料番号 |
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