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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2014-01-20 11:15 遮蔽環境下における視覚野の適応的な運動検出メカニズム ○神田雄介・渡部 修（室蘭工大）  NC2013-70 |
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| 抄録 | （和） | 視覚野において，運動情報は主にV1からMTへの背側経路で処理されている． このような運動知覚の処理をモデル化したものとして，Simoncelliら(1998)の階層モデルがある． このモデルでは，一つの物体のみが存在するような理想的な条件を前提としており， 一般的な自然画像のように遮蔽物が存在する場合については考慮されていない． 特に遮蔽環境下における運動知覚の問題としては，実効的なサンプリングレートの低下がある． これについて，Hayashiら(2010)は，スリット視を用いた心理実験によって，遮蔽環境下の運動知覚について検討している． その結果，視覚系では，V1応答に対して視覚刺激毎に異なる重み付けを行っていることを示唆した． 本研究では，Simoncelliらのモデルを拡張し，サンプリンフレートの低下に適応的に対処できる運動検出メカニズムを提案する． 具体的には，V1応答の周波数特性から重みを動的に生成するアルゴリズムを提案する． さらに，計算機シミュレーションによって，このモデルがHayashiらの心理実験の結果をある程度説明できることを示した． |
| （英） | Motion information is processed in the dorsal stream that begins with V1 and goes to MT in the visual cortex. Simoncelli, et al.(1988) proposed a hierarchical model that explains the motion detection mechanism between V1 and MT. However, this model assumed an ideal condition that there was only one object and was not considered the occlusion that was generally occurred in natural images. In particular, motion perception under occluded condition raises an issue of low effective sampling rate. Hayashi, et al.(2010) showed the psychophysical properties of slit motion perception and suggested that an adaptive weighting mechanism for V1 response was necessary to interpret the results. In this study, based on the Simoncelli's model, we proposed an adaptive mechanism for motion detection under occluded condition. Specifically, we proposed a model for dynamic weighting based on the frequency included in V1 responses and showed that our model could explain the Hayashi's results. |
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| キーワード | （和） | 運動知覚 / MT野 / 階層モデル / スリット視 / 適応的処理 / / / |
| （英） | Motion perception / Area MT / Hierarchical model / Slit motion / Adaptive mechanism / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 382, NC2013-70, pp. 19-24, 2014年1月. | |
| 資料番号 | NC2013-70 | |
| 発行日 | 2014-01-13 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2013-70 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC |
| 開催期間 | 2014-01-20 - 2014-01-21 |
| 開催地（和） | 九州工業大学 若松キャンパス(北九州学術研究都市) |
| 開催地（英） | Kyusyu Institute of Technology |
| テーマ（和） | ニューロコンピューティングの実装および人間科学のための解析・モデル化，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2014-01-NC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 遮蔽環境下における視覚野の適応的な運動検出メカニズム |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Adaptive mechanism for motion perception under occluded condition in visual cortex |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 運動知覚 / Motion perception |
| キーワード(2)（和/英） | MT野 / Area MT |
| キーワード(3)（和/英） | 階層モデル / Hierarchical model |
| キーワード(4)（和/英） | スリット視 / Slit motion |
| キーワード(5)（和/英） | 適応的処理 / Adaptive mechanism |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 神田 雄介 / Yusuke Kanda / カンダ ユウスケ |
| 第1著者 所属（和/英） | 室蘭工業大学 (略称： 室蘭工大) Muroran Institute of Technology (略称： Muroran Inst. of Tech.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 渡部 修 / Osamu Watanabe / ワタナベ オサム |
| 第2著者 所属（和/英） | 室蘭工業大学 (略称： 室蘭工大) Muroran Institute of Technology (略称： Muroran Inst. of Tech.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2014-01-20 11:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2013-70 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.382 |
| ページ範囲 | pp.19-24 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2014-01-13 (NC) |
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