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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2013-09-13 09:30 回旋性視運動性眼球運動と後眼振 ○平田 豊（中部大）  HIP2013-53 |
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| 抄録 | （和） | 視運動性眼球運動 (OKR) は，視野内の画像の広い領域が一定方向に動く際，それを追従するように生じる反射性の眼球運動である．OKRは，水平（Yaw），垂直（Pitch）成分の他，回旋（Roll）成分を持つが，水平，垂直性OKRに対し，回旋性OKRの動特性の理解は進んでいない．ステップ状に速度が変化する視覚刺激に対するOKRをステップOKRと呼び，水平ならびに垂直性ステップOKRでは，視覚刺激終了後においてもしばらくOKRと同方向の眼球運動が継続することが知られている．このステップOKR後の暗所での眼振はOKANと呼ばれ，自己運動錯覚と密接に関わるOKRの速度蓄積機構の出力を反映するものと考えられている．水平・垂直性ステップOKRとその後のOKANの様々な特性が明らかにされているのに対し，回旋性ステップOKR後のOKANの評価はほとんどなされていない．本研究では，ヒトを対象として回旋性ステップOKR実験を実施し，これまでに開発した回旋角推定アルゴリズムを適用することにより，OKANを測定した．その結果，回旋性ステップOKR後もOKANが生じるが，その方向は水平・垂直性OKANとは逆向きであることが示された． |
| （英） | In contrast to the horizontal and vertical optokinetic response (OKR) whose behavioral, anatomical and physiological characteristics have been extensively studied, little is known about the torsional OKR. The OKR in response to a step of visual velocity stimulus (step OKR) is a common behavioral test to evaluate dynamic components of the OKR. Horizontal and vertical step OKR consist of direct and indirect components that originate different neuronal pathways subserving the OKR. The indirect component sustains after termination of the visual stimulus and produces continuous eye movements in the complete darkness that is called optokinetic after nystagmus (OKAN). The OKAN of the torsional step OKR has not been well characterized due to the difficulties in measuring roll eye movements generated while the pupil diameter is subject to a significant change. Here we conducted torsional step OKR experiment in human subjects and measured their OKAN by employing the image-processing algorithm that is robust to changes in pupil diameter in measuring roll eye movements. We demonstrate that OKAN after torsional step OKR is clearly generated, but in the opposite direction to the step OKR. This relationship between the directions of OKR and OKAN is contradictory to that of horizontal and vertical counterparts. We also found that subjects were perceiving vection while they were generating torsional OKAN in the dark. | |
| キーワード | （和） | 眼球運動 / OKR / OKAN / 自己運動錯覚 / / / / |
| （英） | Eye movement / OKR / OKAN / Vection / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 216, HIP2013-53, pp. 19-21, 2013年9月. | |
| 資料番号 | HIP2013-53 | |
| 発行日 | 2013-09-05 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2013-53 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2013-09-12 - 2013-09-13 |
| 開催地（和） | NICTけいはんな |
| 開催地（英） | NICT Keihanna building |
| テーマ（和） | 「眼球運動と知覚」，「眼球運動の制御・計測」，「調節・瞳孔の機能」，およびヒューマン情報処理一般 |
| テーマ（英） | Eye Movement and Perception, Control and Measurement of Eye Movement, Accommodation, Pupil, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2013-09-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 回旋性視運動性眼球運動と後眼振 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Torsional Optokinetic Response and After Nystagmus |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 眼球運動 / Eye movement |
| キーワード(2)（和/英） | OKR / OKR |
| キーワード(3)（和/英） | OKAN / OKAN |
| キーワード(4)（和/英） | 自己運動錯覚 / Vection |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 平田 豊 / Yutaka Hirata / ヒラタ ユタカ |
| 第1著者 所属（和/英） | 中部大学 (略称： 中部大) Chubu University (略称： Chubu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-09-13 09:30:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2013-53 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.216 |
| ページ範囲 | pp.19-21 |
| ページ数 | 3 |
| 発行日 | 2013-09-05 (HIP) |
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