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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2013-07-18 14:55 ［招待講演］Graphillion：巨大なグラフ集合を扱うソフトウェアライブラリ ○井上 武（JST ERATO）  IN2013-43 |
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| 抄録 | （和） | これまでに多くのグラフライブラリが開発されてきたが，それらはひとつのグ ラフを処理するために設計されている．あるグラフからは指数的な数のサブグ ラフを取り出せるが，それらを効率的に扱うことはできない．本稿で は，Graphillion という巨大なグラフ集合を扱うためのソフトウェアライブラ リを提案する．Graphillion は，グラフ集合を「辺の集合の集合」として簡易 化してみなすことにより，強力な「集合族演算」を適用可能にし，巨大なグラ フ集合を効率的に扱う．また，グラフ列挙アルゴリズムを用いて，単なる集合 しか扱えない演算体系にグラフの構造を理解させる．Graphillion は生産性に 優れる Python 言語のモジュールとして実装されるため，Graphillion を用い たアプリケーションを開発は容易である．パズルソルバと電力網最適化という グラフ集合演算を伴うケーススタディを通し，わずかなコード量で天文学的な 数のグラフ (この例では複雑な制約を満たすサイクルや森) を扱い，複雑な問 題を解決できることを示す．Graphillion は http://graphillion.org/ で公開 されている． |
| （英） | Several graph libraries have been developed in the past few decades, but they were designed to work with a few graphs even though the number of subgraphs exponentially increases with graph size. In this paper, we develop Graphillion, a software library for very large sets of graphs. Graphillion is not established on a traditional representation of graphs. Instead, a graph set is simply regarded as a ``set of edge sets'' ignoring vertices, which allows us to employ powerful tools of a ``family of sets'' (a set of sets) and permits large graph sets to be handled efficiently. We also utilize advanced graph enumeration algorithms, which enables the simple family tools to understand the graph structure. Graphillion is implemented as a Python library to encourage easy development of its applications, without introducing significant performance overhead. In experiments, we consider two case studies, a puzzle solver and a power network optimizer, in which several operations and heavy optimization have to be done over very large sets of constrained graphs (i.e., cycles or forests with complicated conditions). The results show that Graphillion allows us to manage an astronomical number of graphs with very low development effort. Graphillion is available online at http://graphillion.org/ . |
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| キーワード | （和） | グラフ / 集合 / ソフトウェアライブラリ / Python / family algebra / フロンティア法 / ZDD / |
| （英） | graph / set / software library / Python / family algebra / frontier-based search / zero-suppressed binary decision diagrams / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 140, IN2013-43, pp. 43-47, 2013年7月. | |
| 資料番号 | IN2013-43 | |
| 発行日 | 2013-07-11 (IN) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IN2013-43 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IN NV |
| 開催期間 | 2013-07-18 - 2013-07-19 |
| 開催地（和） | 北海道大学 工学部アカデミックラウンジ3 |
| 開催地（英） | Hokkaido Univ. Faculty of Eng. Academic Lounge 3 |
| テーマ（和） | クラウドネットワーク技術、SDN、OpenFlow、プライベートネットワーク（VPN）、オーバーレイネットワーク・P2P、ネットワーク構成技術及び一般 |
| テーマ（英） | Cloud Networking, SDN, OpenFlow, Virtual Private Network (VPN), Overlay Network/P2P, Network configuration, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | IN |
| 会議コード | 2013-07-IN-NV |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | Graphillion：巨大なグラフ集合を扱うソフトウェアライブラリ |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Graphillion: Software Library for Very Large Sets of Graphs |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | グラフ / graph |
| キーワード(2)（和/英） | 集合 / set |
| キーワード(3)（和/英） | ソフトウェアライブラリ / software library |
| キーワード(4)（和/英） | Python / Python |
| キーワード(5)（和/英） | family algebra / family algebra |
| キーワード(6)（和/英） | フロンティア法 / frontier-based search |
| キーワード(7)（和/英） | ZDD / zero-suppressed binary decision diagrams |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 井上 武 / Takeru Inoue / イノウエ タケル |
| 第1著者 所属（和/英） | 科学技術振興機構 (略称： JST ERATO) Japan Science and Technology Agency (略称： JST ERATO) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-07-18 14:55:00 |
| 発表時間 | 45分 |
| 申込先研究会 | IN |
| 資料番号 | IN2013-43 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.140 |
| ページ範囲 | pp.43-47 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2013-07-11 (IN) |
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