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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2013-05-17 13:50 空間周波数領域演算を用いたWE-FDTD法の3次元音場における数値分散の評価 ○中野皓太・中山雅人・西浦敬信・山下洋一（立命館大）  EA2013-22 SIP2013-22 SP2013-22 |
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| 抄録 | （和） | 近年，高い臨場感を伴う音響情報を受聴者に提示する技術として音場再現手法が提案されている．音場再現手法では，再現したい環境(対象環境)の様々な条件におけるインパルス応答の計測が不可欠であるため，計測回数が膨大となる問題があった．この問題を解決するために，対象環境における壁などの形状を含む属性から様々なインパルス応答を合成できる音場模擬手法が注目されている.この音場模擬手法のひとつである有限差分時間領域(WE-FDTD)法は，スカラ場である音圧分布から差分スキームを容易に構成できるため，自由度の高い音場模擬とインパルス応答の合成が可能である．しかしながら，WE-FDTD法では空間領域の微分を差分式で近似することに起因する数値分散の問題により，合成したインパルス応答に歪みが生じる問題がある．そこで本研究では，WE-FDTD法において空間領域の微分と等価の演算を空間周波数領域で行うことにより，数値分散による歪みを低減する手法を提案する．計算機シミュレーションにより，提案法がWE-FDTD法の数値分散を低減でき，高精度なインパルス応答の合成を実現することが確認できた． |
| （英） | Recently, the 3-dimensional sound field reproduction is proposed to represent sound contents with high realistic sensations. The sound field reproduction has difficulty requiring many impulse responses measured under the various conditions in the target environment. To overcome this problem, the sound field simulation method is proposed. It can compose many impulse responses from various attributes of the target environment without measuring impulse responses in real environments.WE-FDTD, which is one of the sound field simulation methods, can solve the wave-equation and can compose impulse responses. However, WE-FDTD has wrong numerical dispersion because WE-FDTD employs approximated finite differences instead of derivation. In this paper, to reduce the numerical dispersion, we propose a new WE-FDTD method based on derivation on the spatial-frequency domain without finite differences. The computer simulation indicated that the proposed method can reduce the numerical dispersion. |
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| キーワード | （和） | 立体音響 / 音場模擬 / WE-FDTD法 / 数値分散 / 空間周波数領域 / / / |
| （英） | 3-dimensional sound field reproduction / sound field simulation / WE-FDTD / numerical dispersion / spatial-frequency domain / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 28, SIP2013-22, pp. 127-132, 2013年5月. | |
| 資料番号 | SIP2013-22 | |
| 発行日 | 2013-05-09 (EA, SIP, SP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2013-22 SIP2013-22 SP2013-22 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP EA SIP |
| 開催期間 | 2013-05-16 - 2013-05-17 |
| 開催地（和） | 岡山大学 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 電気音響，信号処理，音声一般 |
| テーマ（英） | Speech and Acoustic Signal Processing, Speech, and Related Topics |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SIP |
| 会議コード | 2013-05-SP-EA-SIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 空間周波数領域演算を用いたWE-FDTD法の3次元音場における数値分散の評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Evaluating numerical dispersion in 3-dimensional sound field with calculating on spatial-frequency domain |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 立体音響 / 3-dimensional sound field reproduction |
| キーワード(2)（和/英） | 音場模擬 / sound field simulation |
| キーワード(3)（和/英） | WE-FDTD法 / WE-FDTD |
| キーワード(4)（和/英） | 数値分散 / numerical dispersion |
| キーワード(5)（和/英） | 空間周波数領域 / spatial-frequency domain |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中野 皓太 / Kota Nakano / ナカノ コウタ |
| 第1著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中山 雅人 / Masato Nakayama / ナカヤマ マサト |
| 第2著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 西浦 敬信 / Takanobu Nishiura / ニシウラ タカノブ |
| 第3著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山下 洋一 / Yoichi Yamashita / ヤマシタ ヨウイチ |
| 第4著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-05-17 13:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | SIP |
| 資料番号 | EA2013-22, SIP2013-22, SP2013-22 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.27(EA), no.28(SIP), no.29(SP) |
| ページ範囲 | pp.127-132 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2013-05-09 (EA, SIP, SP) |
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