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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2013-01-25 12:05 通信サービス途絶による経済被害額評価法の検討 ○中西靖人・唐澤秀一・船越裕介・松林泰則（NTT）  NS2012-159 |
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| 抄録 | （和） | 近年，通信サービスは生活の隅々にまで浸透し，社会基盤として深く根付いている．そのため，通信サービス途絶による社会的影響は大きく，通信サービス提供者にはサービスが途絶しないように信頼性を高める責任が生じる．このとき，通信サービス途絶の発生をどの程度まで抑えるべきかを決めるために，その社会的影響を定量的に測れなければならない．通信サービスの途絶による社会的影響を定量的に評価する方法には，社会的迷惑量という概念的な尺度や，ユーザからの申告件数等が提案されている． 一方，社会基盤の途絶に関する先行研究では，評価尺度として経済被害額を採用し．自然災害を起因としたライフライン途絶による影響評価を実施している．本稿では，通信サービス途絶による社会的影響を示す尺度として経済被害額を採用し，コブ・ダグラス型生産関数を利用して評価する手法を提案する．通信サービス途絶の影響をコブ・ダグラス型生産関数における労働投入量の損失と捉え，途絶抵抗係数を用いて表現する．その結果，経済被害額は平常時の生産能力とサービス途絶の影響を受けた生産能力の差として計算可能となる．さらに，通信サービスが途絶する時間を固定したとき，経済被害額が途絶による影響を受けるユーザ数の変化に対し，線形近似できることを示す． |
| （英） | Recently, Telecom service permeates all levels of our lives and roots deeply as a social infrastructure. Therefore，the social influence of telecom service disruptions is increasing. Telecom service providers have a responsibility to raise reliability so that it may not be disrupted. They must quantify the social influence to decide how frequent the occurrence of telecom service disruptions they should suppress. There are some studies about quantification of the social influence of telecom service disruptions in the past. For example, the conceptual measure of the social disservice and the number of user inquiries. On the other hand, precedent studies on social infrastructure disruptions include the influence evaluation of lifeline disruptions by natural disasters. In this paper, we proposed to adopt the economic impact as a measure of the social influence of telecom service disruptions and to evaluate it using the Cobb-Douglas production function. The influence of service disruptions is expressed as the loss of the labor input in the Cobb-Douglas function by means of the Resilience Factor. As the result, the economic impact can be calculated as the difference in the production of telecom service disruptions duration and normal duration. Moreover, when we suppose to fix the duration of telecom service disruptions, we show that the economic impact can be approximated as a linear function of the number of users suffered by the disruptions. |
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| キーワード | （和） | 信頼性 / 経済被害 / 通信サービス / 社会的影響 / / / / |
| （英） | Reliability / Economic Impact / Telecom Service / Social Influence / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 392, NS2012-159, pp. 105-110, 2013年1月. | |
| 資料番号 | NS2012-159 | |
| 発行日 | 2013-01-17 (NS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2012-159 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS |
| 開催期間 | 2013-01-24 - 2013-01-25 |
| 開催地（和） | 熊本大学 |
| 開催地（英） | Kumamoto University |
| テーマ（和） | ネットワークソフトウエア（ソフトウエアアーキテクチャ、ミドルウエア）、ＮＷアプリケーション、ＳＯＡ／ＳＤＰ、ＮＧＮ／ＩＭＳ／ＡＰＩ、分散制御・ダイナミックルーチング、グリッド、ＮＷ及びシステム信頼性、ＮＷ及びシステム評価、一般 |
| テーマ（英） | Network Software, Network Application, SOA/SDP, NGN, IMS, API, Grid |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2013-01-NS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 通信サービス途絶による経済被害額評価法の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | An Economic Impact Evaluation of Telecom Service Disruptions |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 信頼性 / Reliability |
| キーワード(2)（和/英） | 経済被害 / Economic Impact |
| キーワード(3)（和/英） | 通信サービス / Telecom Service |
| キーワード(4)（和/英） | 社会的影響 / Social Influence |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中西 靖人 / Yasuto Nakanishi / ナカニシ ヤスト |
| 第1著者 所属（和/英） | NTT (略称： NTT) NTT (略称： NTT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 唐澤 秀一 / Shuichi Karasawa / カラサワ シュウイチ |
| 第2著者 所属（和/英） | NTT (略称： NTT) NTT (略称： NTT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 船越 裕介 / Hiroyuki Funakoshi / フナコシ ヒロユキ |
| 第3著者 所属（和/英） | NTT (略称： NTT) NTT (略称： NTT) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松林 泰則 / Yasunori Matsubayashi / マツバヤシ ヤスノリ |
| 第4著者 所属（和/英） | NTT (略称： NTT) NTT (略称： NTT) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-01-25 12:05:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2012-159 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.392 |
| ページ範囲 | pp.105-110 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2013-01-17 (NS) |
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