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| 講演名 | 2012-12-21 09:00 EMA計測値のnormalizationの検討 ～ 子音クラスタ調音時の舌運動について ～ ○船津誠也（県立広島大）・藤本雅子（国立国語研）  SP2012-89 |
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| 抄録 | （和） | 非母語子音クラスタ調音時の舌先の運動をEMAを用いて研究した。発話者は日本語母語話者２名、ドイツ語母語話者２名であった。検査語は無意味語４語、bnaht, pnaht, gnaht, knahtであった。これらの語を日本語母語話者はそれぞれ８回、ドイツ語母語話者はそれぞれ１０回ランダムな順序で発話した。子音クラスタ中の第１子音から第２子音までの舌先の変位D (mm)、移動時間T (ms)を計測した。それぞれの話者の調音器官の大きさおよび発話スタイルの違いを除くためDx、Dy、およびTを規格化した。Dxは各発話中のXの最大値DmaxとXの最小値Dminの差により発話毎に規格化した、Dnx=Dx/(Xmax-Xmin)。Dyも同様に規格化した、Dny=Dy/(Ymax-Ymin)。それゆえDn（Dの規格化値）はDn=(Dnx2+Dny2)^1/2となる。Tは語長L (ms)により規格化した、Tn=T/L。規格化前の測定値はT-D面上で話者により局在化していたが、規格化後の測定値はTn-Dn面上で話者による測定値の局在化は認められなかった。これにより、本実験においては、ここで行なった規格化が有効であることが示唆された。 |
| （英） | Tongue tip movement during articulation of non-native consonant clusters was investigated using an electromagnetic articulograph (EMA). Speakers were 2 Japanese and 2 Germans. Speech samples were 4 nonsense words, bnaht, pnaht, gnaht, knaht. Japanese uttered these words 8 times each and Germans did 10 times each. Tongue tip displacement D (mm) and moving time T (ms) between first and second consonant in consonant clusters were measured. In order to avoid the effect of the size of articulator and the speaking style of each subject, Dx, Dy and T were normalized. Dx was normalized by the difference between maximum value of X (Xmax) and minimum value of X (Xmin) in each utterance, i.e. Dnx=Dx/(Xmax-Xmin). Also Dy was normalized, i.e. Dny=Dy/(Ymax-Ymin). Hence, Dn (normalized D) was Dn=(Dnx2+Dny2)^1/2. T was normalized by word length L (ms), i.e. Tn=T/L. Before the normalization the measured data was localized by each speaker on the T-D plane, while the normalized data was not localized on the Tn-Dn plane. Accordingly, it is suggested that this normalization method will be effective in this experiment. | |
| キーワード | （和） | EMA / 子音クラスタ / 規格化 / 舌先変位 / 舌先移動時間 / 発話スタイル / / |
| （英） | EMA / consonant clusters / normalization / tongue tip displacement / tongue tip moving time / speaking style / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 369, SP2012-89, pp. 59-64, 2012年12月. | |
| 資料番号 | SP2012-89 | |
| 発行日 | 2012-12-13 (SP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SP2012-89 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP IPSJ-SLP |
| 開催期間 | 2012-12-20 - 2012-12-21 |
| 開催地（和） | 東工大(大岡山 西9号館) |
| 開催地（英） | TITECH(Ookayama) |
| テーマ（和） | 第14回音声言語シンポジウム |
| テーマ（英） | 14th Symposium on Spoken Language |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SP |
| 会議コード | 2012-12-SP-SLP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | EMA計測値のnormalizationの検討 |
| サブタイトル（和） | 子音クラスタ調音時の舌運動について |
| タイトル（英） | Normalization of EMA data |
| サブタイトル（英） | tongue movement during articulation of consonant clusters |
| キーワード(1)（和/英） | EMA / EMA |
| キーワード(2)（和/英） | 子音クラスタ / consonant clusters |
| キーワード(3)（和/英） | 規格化 / normalization |
| キーワード(4)（和/英） | 舌先変位 / tongue tip displacement |
| キーワード(5)（和/英） | 舌先移動時間 / tongue tip moving time |
| キーワード(6)（和/英） | 発話スタイル / speaking style |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 船津 誠也 / Seiya Funatsu / フナツ セイヤ |
| 第1著者 所属（和/英） | 県立広島大学 (略称： 県立広島大) Prefectural University of Hiroshima (略称： Prefectural Univ. of Hiroshima) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 藤本 雅子 / Masako Fujimoto / フジモト マサコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 国立国語研究所 (略称： 国立国語研) National Institute for Japanese Language and Linguistics (略称： NINJAL) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2012-12-21 09:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | SP |
| 資料番号 | SP2012-89 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.369 |
| ページ範囲 | pp.59-64 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2012-12-13 (SP) |
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