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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2012-11-21 09:00 固定バックオフを用いたCSMA/CA拡張方式のフレームバースト制御に関する一検討 ○岸田 朗・岩渕匡史・新宅俊之・阪田 徹（NTT）  CS2012-65 |
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| 抄録 | （和） | 本稿では，IEEE802.11無線LANシステムにおいて広く用いられているDistributed Coordination Function (DCF) 方式と共存可能な，高速通信を実現するMedia Access Control (MAC) プロトコル (Centralized and Distributed Hybrid - Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance: CDH-CSMA) のフレームバースト制御方式を提案する．CDH-CSMAはCSMA/CAをベースとしたMACプロトコルであり，フレーム送信前の待機時間を決定するためのバックオフ値として，従来のCSMA/CAに基づくランダム値ではなく，バックオフ初期値とバックオフ周期値の2種類の固定値を用いる点が特徴である．筆者らは以前の報告において，CDH-CSMAを用いたユーザ指向QoS制御方式を提案した．この方式は，従来のDCFで動作する端末との混在環境下において，上述の2種類の固定バックオフ値を制御することにより，方式毎，端末毎の優先度制御を実現する．しかし，端末同士の衝突が発生しない環境下では，CDH-CSMA端末への送信権割当が公平なものとなり，CDH-CSMA端末間での優先制御が行われないという課題があった．さらに，端末がバーストデータを送信するようなケースにおいては，トラヒック要求に応じたQoS制御が困難であるという課題があった．本報告では，トラヒック要求に応じて連続送信を可能とするフレームバースト制御をCDH-CSMAに適用し，衝突が発生しない環境下や，端末がバーストデータを送信するケースにおいてもユーザ指向QoS制御を実現する方式を提案する．また，スループットを指標としたユーザ指向QoS制御効果を計算機シミュレーションにより検証し，提案方式の有効性を明らかにした． |
| （英） | This paper proposes a frame-bursting control method for an efficient Media Access Control (MAC) protocol for IEEE802.11 Wireless LAN (WLAN) defined as Centralized and Distributed Hybrid-CSMA (CDH-CSMA) that we proposed before. The previous proposed method suppresses collisions between stations (STAs), improves the throughput characteristics and shortens the propagation delay. Moreover, the previous proposed method controls the user-oriented quality-of-service (QoS) by setting two kinds of fixed backoff values, namely, the initial backoff value (IBV) and cyclic backoff value (CBV). However, this QoS control method by using fixed backoff has two challenges to be solved. One is that the previous proposed method cannot control user-oriented QoS if there is no collision between STAs. The other is that the method cannot cope with the case where there is a STA that needs to transmit consecutive data frames. Therefore, this paper proposes a user-oriented QoS control method using frame-bursting that can solve these challenges described above. Computer simulations verified that the proposed method can control user-oriented QoS for CDH-CSMA STAs under the situation that there is no collision between STAs. | |
| キーワード | （和） | IEEE802.11 / 無線LAN / QoS / 優先制御 / ユーザ指向 / フレームバースト / 連続送信 / バックオフ |
| （英） | IEEE802.11 / WLAN / QoS / priority / user-oriented / frame bursting / consecutive transmission / backoff | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 309, CS2012-65, pp. 1-6, 2012年11月. | |
| 資料番号 | CS2012-65 | |
| 発行日 | 2012-11-14 (CS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CS2012-65 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CS |
| 開催期間 | 2012-11-21 - 2012-11-22 |
| 開催地（和） | 北湯沢温泉 湯元名水亭（北海道） |
| 開催地（英） | Kitayuzawa Meisuitei, Hokkaido |
| テーマ（和） | ブロードバンドアクセス，ホームネットワーク，ネットワークサービス，通信利用アプリケーション，一般 |
| テーマ（英） | Broadband access systems, home networks, network services, applications for communications, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CS |
| 会議コード | 2012-11-CS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 固定バックオフを用いたCSMA/CA拡張方式のフレームバースト制御に関する一検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Frame-Bursting Control Method based on CSMA/CA for IEEE802.11 Wireless LAN System |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | IEEE802.11 / IEEE802.11 |
| キーワード(2)（和/英） | 無線LAN / WLAN |
| キーワード(3)（和/英） | QoS / QoS |
| キーワード(4)（和/英） | 優先制御 / priority |
| キーワード(5)（和/英） | ユーザ指向 / user-oriented |
| キーワード(6)（和/英） | フレームバースト / frame bursting |
| キーワード(7)（和/英） | 連続送信 / consecutive transmission |
| キーワード(8)（和/英） | バックオフ / backoff |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 岸田 朗 / Akira Kishida / キシダ アキラ |
| 第1著者 所属（和/英） | 日本電信電話株式会社 (略称： NTT) Nippon Telegraph and Telephone (略称： NTT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 岩渕 匡史 / Masashi Iwabuchi / イワブチ マサシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 日本電信電話株式会社 (略称： NTT) Nippon Telegraph and Telephone (略称： NTT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 新宅 俊之 / Toshiyuki Shintaku / シンタク トシユキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 日本電信電話株式会社 (略称： NTT) Nippon Telegraph and Telephone (略称： NTT) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 阪田 徹 / Tetsu Sakata / サカタ テツ |
| 第4著者 所属（和/英） | 日本電信電話株式会社 (略称： NTT) Nippon Telegraph and Telephone (略称： NTT) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2012-11-21 09:00:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | CS |
| 資料番号 | CS2012-65 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.309 |
| ページ範囲 | pp.1-6 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2012-11-14 (CS) |
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