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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2012-05-31 15:45 動作状態における通信機器の入力インピーダンス測定手法の検討 ○中村尚倫・平澤徳仁・秋山佳春（NTT）・桑原伸夫（九工大）  EMCJ2012-15 |
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| 抄録 | （和） | 省電力化要望の高まりによって，インバータ技術を用いた機器が増加している．これにともない，インバータ回路からのノイズが，DSL等の通信機器に影響を与える故障が報告されている．こうした問題を解決するためには，ノイズがどのように通信ポートや通信機器内に侵入し，通信信号に影響を及ぼしているかを明らかにする必要がある．その手段の一つとして，機器等を等価回路でモデル化し，通信ポートでのノイズ電圧や電流を推定する方法がある．しかし，通信機器の動作状態におけるインピーダンスの測定方法が確立されていないため，動作状態の通信機器を等価回路でモデル化することができない．そこで本報告では，ネットワークアナライザ，結合減結合回路網（CDN: Coupling and Decoupling Network），容量性電圧プローブ，電流プローブを用いて，動作状態における通信機器の入力インピーダンスを測定する方法を提案している．また，本提案方法を既知の入力インピーダンスをもつCDNに適用し，その妥当性を評価している．さらに，本提案方法をVDSLモデムに適用することで，モデムの各ポートの入力インピーダンス特性について評価を行っている．その結果，Lineポート（構内回線に接続されるポート）とLANポート（PC等に接続されるポート）については10 MHzまでは容量性負荷の特性を示すが，電源ポートについては，1 MHz以上で抵抗性負荷の特性を示すことがわかった． |
| （英） | As the equipment using inverter technology is increasing for power savings, it has been reported that the disturbance from inverter circuit affects telecommunication equipment such as DSL. To solve these problems, it is necessary to clarify the failure mechanism. One of the methods is to study the inducing mechanism of the noise at telecommunication ports by using equivalent circuits. However, measurement method of input impedance in the operating state has not been established yet. This report describes a new method of deriving an input impedance using a network analyzer, the coupling decoupling network (CDN), a capacitive voltage prove (CVP), and a current probe (CP). The method was evaluated by measuring a common mode impedance of the CDN. Moreover, the method was applied for measuring the input impedance of the VDSL modem ports. The results indicate that the impedance at line port and LAN port exhibit a capacitive load property less than 10 MHz but the impedance of mains port exhibits a resistive property more than 1 MHz. | |
| キーワード | （和） | 入力インピーダンス / Sパラメータ / 伝搬経路 / 伝導妨害波 / / / / |
| （英） | input impedance / S-parameter / propagation route / conducted emission / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 73, EMCJ2012-15, pp. 35-39, 2012年5月. | |
| 資料番号 | EMCJ2012-15 | |
| 発行日 | 2012-05-24 (EMCJ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EMCJ2012-15 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMCJ |
| 開催期間 | 2012-05-31 - 2012-06-01 |
| 開催地（和） | 首都大学東京秋葉原サテライト |
| 開催地（英） | TMU Akihabara Satellite Campus |
| テーマ（和） | EMC, 一般 |
| テーマ（英） | EMC |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMCJ |
| 会議コード | 2012-05-EMCJ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 動作状態における通信機器の入力インピーダンス測定手法の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Investigation of the input impedance measurement technique of the telecommunication equipments in an operating state |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 入力インピーダンス / input impedance |
| キーワード(2)（和/英） | Sパラメータ / S-parameter |
| キーワード(3)（和/英） | 伝搬経路 / propagation route |
| キーワード(4)（和/英） | 伝導妨害波 / conducted emission |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中村 尚倫 / Naomichi Nakamura / ナカムラ ナオミチ |
| 第1著者 所属（和/英） | NTT環境エネルギー研究所 (略称： NTT) NTT Energy and Environment Systems Laboratories (略称： NTT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 平澤 徳仁 / Norihito Hirasawa / ヒラサワ ノリヒト |
| 第2著者 所属（和/英） | NTT環境エネルギー研究所 (略称： NTT) NTT Energy and Environment Systems Laboratories (略称： NTT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 秋山 佳春 / Yoshiharu Akiyama / アキヤマ ヨシハル |
| 第3著者 所属（和/英） | NTT環境エネルギー研究所 (略称： NTT) NTT Energy and Environment Systems Laboratories (略称： NTT) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 桑原 伸夫 / Nobuo Kuwabara / クワバラ ノブオ |
| 第4著者 所属（和/英） | 九州工業大学 (略称： 九工大) Kyushu Institute of Technology University (略称： Kyushu Institute of Technology Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2012-05-31 15:45:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EMCJ |
| 資料番号 | EMCJ2012-15 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.73 |
| ページ範囲 | pp.35-39 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2012-05-24 (EMCJ) |
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