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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2012-05-17 16:00 ［ポスター講演］スマートメータシステムのための少数派ゲームを用いたバックオフ制御法 ○中西俊介・花田光平・三村智彦・山本高至・守倉正博（京大）  AN2012-6 |
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| 抄録 | （和） | 効率的な電力供給を行うスマートグリッド実現のため，スマートメータシステムの構築が求められている．スマートメータシステムではアクセスポイントあたり数千世帯の消費電力を無線通信を用いて検針することが想定されている．しかし，数千世帯分の検針データを1つのアクセスポイントで収集するため，CSMA/CAに準拠する無線通信を用いた検針ではデータの衝突が頻発し，最大遅延時間が許容遅延時間を超えてしまう可能性がある．そこで本稿では検針データの競合問題を解決するための手法として少数派ゲームを用いたバックオフ制御を提案する．少数派ゲームはエージェント間で二者択一の少数決を行い，その結果をもとに学習を繰り返す状況を扱う理論である．少数派ゲームではエージェントが利己的に振舞うにもかかわらず，学習により少数派と多数派のエージェント数が均衡し，両者とも全スマートメータ数の半分の値に近づくことが知られている．この少数派ゲームの性質をバックオフ制御に利用することにより，効率的な無線通信の実現が期待される．本稿では，提案方式により，従来のCSMA/CAと比較して検針時の最大遅延時間が大幅に短縮されることを示す. |
| （英） | Building smart meter systems is required to realize smart grid systems which enable an efficient power supply. The main function of smart meter systems is power monitoring by using wireless communication. Because there are thousands of smart meters per access point, the maximum delay is longer than acceptable delay. This paper proposes a backoff control scheme using minority game (MG) for mitigating the frame contention in the smart meter system. MG is a repeated minority vote on a situation where agents have to compete for the limited resources. Agents in the MG choose one of two actions in order to be in the minority side. It is known as a remarkable property of MG that the number of winners converges to the half number of agents despite their selfish behaviors. Applying such a property of MG to the backoff control scheme is expected to transmit frames effectively. Then, the maximum delay of this scheme is evaluated by computer simulations. | |
| キーワード | （和） | スマートグリッド / スマートメータシステム / 少数派ゲーム / IEEE 802.11ah / / / / |
| （英） | Smart grid / smart meter system / minority game / IEEE 802.11ah / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 30, AN2012-6, pp. 47-50, 2012年5月. | |
| 資料番号 | AN2012-6 | |
| 発行日 | 2012-05-10 (AN) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | AN2012-6 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | USN AN IPSJ-UBI |
| 開催期間 | 2012-05-17 - 2012-05-18 |
| 開催地（和） | 豊橋技術科学大学 |
| 開催地（英） | Toyohashi University of Technology |
| テーマ（和） | フレッシュマン・セッション、ユビキタス・センサネットワーク、ユビキタス・システム、アドホックネットワーク |
| テーマ（英） | freshman session, ubiquitous sensor network, ubiquitous system, adhoc network |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | AN |
| 会議コード | 2012-05-USN-AN-UBI |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | スマートメータシステムのための少数派ゲームを用いたバックオフ制御法 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Minority Game-based Backoff Control Scheme for Smart Meter Systems |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | スマートグリッド / Smart grid |
| キーワード(2)（和/英） | スマートメータシステム / smart meter system |
| キーワード(3)（和/英） | 少数派ゲーム / minority game |
| キーワード(4)（和/英） | IEEE 802.11ah / IEEE 802.11ah |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中西 俊介 / Shunsuke Nakanishi / ナカニシ シュンスケ |
| 第1著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 花田 光平 / Kohei Hanada / ハナダ コウヘイ |
| 第2著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 三村 智彦 / Tomohiko Mimura / ミムラ トモヒコ |
| 第3著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 高至 / Koji Yamamoto / ヤマモト コウジ |
| 第4著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 守倉 正博 / Masahiro Morikura / モリクラ マサヒロ |
| 第5著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2012-05-17 16:00:00 |
| 発表時間 | 120分 |
| 申込先研究会 | AN |
| 資料番号 | AN2012-6 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.30 |
| ページ範囲 | pp.47-50 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2012-05-10 (AN) |
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