講演抄録/キーワード |
講演名 |
2011-12-16 15:20
[招待講演]情報基盤の震災被害と防災 ○曽根秀昭(東北大) EMD2011-111 エレソ技報アーカイブへのリンク:EMD2011-111 |
抄録 |
(和) |
東日本大震災は,大規模地震と巨大津波及びそれらによる広域かつ甚大な被害が特徴であるが,情報通信技術(ICT)に依存する社会にとって情報通信基盤の長時間の停止・喪失は前例のない被害を及ぼした。一方で,情報通信基盤が復旧したところでは,安否確認や被災・復旧状況の把握,ライフライン情報収集において有効に機能した。特に,放送や新聞など公共メディアは広域の詳細情報を扱いにくく,インターネットから多様な情報を検索収集できる効果は大きかった。情報通信基盤の設備を維持できるための耐震補強など防災対策と,平時からのディジタルディバイド解消が,災害時に生命・安全を保つ減災対策,あるいは復旧・復興の重要な鍵になる。筆者の体験に基づく大学と地域の情報通信基盤の被災の報告に併せて,この問題について述べる。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
情報通信基盤 / 東日本大震災 / 震災被害 / 防災 / ディジタルディバイド / / / |
(英) |
ICT infrastructure / East Japan Great Earthquake / Earthquake disaster / Disaster prevention / Digital divide / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 111, no. 356, EMD2011-111, pp. 27-32, 2011年12月. |
資料番号 |
EMD2011-111 |
発行日 |
2011-12-09 (EMD) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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