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| 講演名 | 2011-12-09 13:00 ［招待講演］音情景理解を応用した音声プライバシー保護 ○赤木正人（北陸先端大）・入江佳洋（グローリー）  EA2011-99 EMM2011-59 |
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| 抄録 | （和） | 我々が生活している環境にはたくさんの音が存在するため，外界から目的音の情報を得るためには，目的音のみを選択し必要な情報を得ることが重要である。複数の音から目的音を選択的に聴取可能であるような聴覚上の働きであるカクテルパーティ効果が，有効に働くための主な要因として，音情景理解がある。音情景理解が上手く行えることにより，我々は，数メートル先のヒソヒソ声でも注意を向けて聴くことができる。しかし，同時に，他人に聞かれたくない会話，たとえば銀行店舗や病院外来，薬局の店頭などでの機密やプライバシーに関する会話を他人に聞かれている可能性もでてくる。本講演では，音情景理解についての知見を逆に利用し，会話音声と同時に音声の言語意味情報を担う音韻性を曖昧にする音を再生することによって，音情景理解がなるべく有効に働かない音環境を生成することで，発話内容を不明瞭にする音声プライバシー保護の方法について紹介する。 |
| （英） | Since a lot of sounds exist in the environment that we live, in order to get necessary information on a certain sound, it is important for us to select a target sound and to obtain information on it. A hearing mechanism being able to listen to a target sound selectively according to two or more sounds is called cocktail party effect. Auditory Scene Analysis (ASA) is the main factor for the cocktail party effect that works effectively. When the ASA works well, we can turn to the attention even in a whisper voice of several meters ahead and can get information on the conversation. At the same time, however, the possibility comes out that our conversations we do not want to be heard by another person, e.g., the conversations at a bank store, hospital outpatient department, and drugstore, slip out. This paper introduces a speech privacy protection method that uses knowledge of ASA oppositely. This method enables the content of the utterance indistinct by generating an acoustical environment that ASA does not work as effectively as possible, by reproducing a sound that obscures the phonemes that bears the language semantic information of speech. | |
| キーワード | （和） | 音声プライバシー保護 / 音情景理解 / カクテルパーティ効果 / / / / / |
| （英） | Speech Privacy Protection / Auditory Scene Analysis / Cocktail Party Effect / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 111, no. 334, EMM2011-59, pp. 19-24, 2011年12月. | |
| 資料番号 | EMM2011-59 | |
| 発行日 | 2011-12-02 (EA, EMM) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2011-99 EMM2011-59 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA EMM |
| 開催期間 | 2011-12-09 - 2011-12-09 |
| 開催地（和） | 機械振興会館 |
| 開催地（英） | Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. |
| テーマ（和） | 異種メディア融合，コンテンツ処理，メディア検索，電子透かし，一般 |
| テーマ（英） | Multimedia Fusion, Content Processing, Multimedia Retrieval, Digital Watermarking, and Related Topics |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMM |
| 会議コード | 2011-12-EA-EMM |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 音情景理解を応用した音声プライバシー保護 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Privacy protection for speech based on concepts of auditory scene analysis |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 音声プライバシー保護 / Speech Privacy Protection |
| キーワード(2)（和/英） | 音情景理解 / Auditory Scene Analysis |
| キーワード(3)（和/英） | カクテルパーティ効果 / Cocktail Party Effect |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 赤木 正人 / Masato Akagi / アカギ マサト |
| 第1著者 所属（和/英） | 北陸先端科学技術大学院大学 (略称： 北陸先端大) Japan Advanced Institute of Science and Technology (略称： JAIST) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 入江 佳洋 / Yoshihiro Irie / イリエ ヨシヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | グローリー(株) (略称： グローリー) GLORY LTD. (略称： GLORY) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2011-12-09 13:00:00 |
| 発表時間 | 80分 |
| 申込先研究会 | EMM |
| 資料番号 | EA2011-99, EMM2011-59 |
| 巻番号（vol） | vol.111 |
| 号番号（no） | no.333(EA), no.334(EMM) |
| ページ範囲 | pp.19-24 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2011-12-02 (EA, EMM) |
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