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講演抄録/キーワード
講演名 2011-11-11 14:15
健常大学生を対象とした自閉症スペクトラム指数と視覚的短期記憶容量の関連
高橋純一東北大/学振)・行場次朗東北大HIP2011-55
抄録 (和) 本研究では,健常大学生を対象とした自閉症スペクトラム指数 (AQ: 若林ら, 2001) において,視覚刺激の配置された空間的形状の複雑さが,視覚的短期記憶 (VSTM) 容量に及ぼす影響の違いについて検討を行なった。視覚刺激は,0°,45°,90°,135° のうちのいずれかの傾きをもった白色線分であり,それらが配置される空間的形状の複雑さは,Equivalent Set Size (ESS: Howe, 1980) によって規定された (ESS 1: 単純,ESS 4: 中程度の複雑さ,ESS 8: 複雑)。実験参加者 (n = 28) の課題は,変化検出課題で逐次提示される 2 つの画面に含まれる全ての線分の傾きが,同じか異なるかを強制二肢選択法によって判断することであった。分析の際,全ての実験参加者は,AQ 指数にもとづいて high AQ (n = 13) と low AQ (n = 12) に分類された。結果から,線分が複雑な空間的形状 (ESS 8) に配置されたときに,high AQ の方が low AQ よりも有意に視覚的短期記憶容量が大きかった。特に,low AQ では,刺激が複雑な空間的形状 (ESS 8) に配置されたときに,最も視覚的短期記憶容量が小さかったが,high AQ では,空間的形状の複雑さについて視覚的短期記憶容量に有意差は認められなかった (実験 1)。さらに,実験 1 の結果は,high AQ と low AQ における空間的形状の複雑さを認知する能力の違いではなく,high AQ と low AQ の視覚的短期記憶容量の違いによって生じたことが確認された (実験 2)。以上より,low AQ では,空間的形状の複雑さが視覚的短期記憶容量に影響を及ぼすものの,high AQ では,空間的形状の複雑さは視覚的短期記憶容量に影響を及ぼさない可能性が示唆された。 
(英) We examined the effects of spatial complexity defined by Garner’s rotation and reflection transformation principle on the capacity of visual short-term memory (VSTM) in individual differences along the Autism-spectrum Quotient (AQ) by using a change-detection task. On each trial, 9 line segments contained several orientations (0°, 45°, 90°, or 135°) were displayed in simple (ESS 1), medium (ESS 4), and complex (ESS 8) configurations (Howe, 1980). The participants (n = 28) were asked whether the orientations of line segments between two displays were same or different. On the basis of the AQ scores, the participants were divided into the groups with high AQ (n = 13) and low AQ (n = 12). The results showed that the VSTM capacity in the high AQ was larger than that in the low AQ in ESS 8. Moreover, we found that the effects of spatial complexity on the VSTM capacity were observed in the low AQ, but not in the high AQ (Experiment 1). These results were caused not by the differences in the rating ability of spatial complexity between the high and low AQ, but by the differences in the VSTM capacity between the high and low AQ (Experiment 2). We assumed that these results reflected the functional disconnectivity between processing of spatial configuration and VSTM capacity in the high AQ.
キーワード (和) 自閉症スペクトラム指数 / 視覚的短期記憶 / 空間的形状 / / / / /  
(英) Autism spectrum / Visual short-term memory / Spatial configuration / / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 111, no. 283, HIP2011-55, pp. 77-82, 2011年11月.
資料番号 HIP2011-55 
発行日 2011-11-03 (HIP) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685  Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
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PDFダウンロード HIP2011-55

研究会情報
研究会 HIP ITE-HI ITE-CE  
開催期間 2011-11-10 - 2011-11-11 
開催地(和) 東北大学電気通信研究所2号館4F大会議室 
開催地(英) RIEC 
テーマ(和) マルチモーダル,感性情報処理,視知覚とその応用,一般 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 HIP 
会議コード 2011-11-HIP-HI-CE 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 健常大学生を対象とした自閉症スペクトラム指数と視覚的短期記憶容量の関連 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) The effects of complexity for spatial configuration on the capacity of visual short-term memory in individual differences along the autism spectrum 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 自閉症スペクトラム指数 / Autism spectrum  
キーワード(2)(和/英) 視覚的短期記憶 / Visual short-term memory  
キーワード(3)(和/英) 空間的形状 / Spatial configuration  
キーワード(4)(和/英) /  
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キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 高橋 純一 / Junichi Takahashi / タカハシ ジュンイチ
第1著者 所属(和/英) 東北大学/日本学術振興会 (略称: 東北大/学振)
Tohoku University/Japan Society for the Promotion of Science (略称: Tohoku Univ./JSPS)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 行場 次朗 / Jiro Gyoba / ギョウバ ジロウ
第2著者 所属(和/英) 東北大学 (略称: 東北大)
Tohoku University (略称: Tohoku Univ.)
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講演者
発表日時 2011-11-11 14:15:00 
発表時間 30 
申込先研究会 HIP 
資料番号 IEICE-HIP2011-55 
巻番号(vol) IEICE-111 
号番号(no) no.283 
ページ範囲 pp.77-82 
ページ数 IEICE-6 
発行日 IEICE-HIP-2011-11-03 


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