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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2011-10-20 13:55 ハミング距離似のフィルタリングを用いたキーストロークダイナミクスによるパスワード強化 ○金子美博（岐阜大）  CAS2011-40 NLP2011-67 |
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| 抄録 | （和） | システムの利用者がログイン名やパスワードなどを打鍵した情報を用いて個人認証を行う研究は，四半世紀になる．このような認証方法は，キーストロークダイナミクスと呼ばれ,バイオメトリクスの一つとして位置づけられる．認証用のテンプレートを作るために，被験者はあらかじめ指定された文字列を入力し，その入力情報から連打鍵（ダイグラフ）等を抽出し，利用する．具体的には，ダイグラフの経過時間等を基にした非類似尺度と閾値を用いて，２つの入力が同一人物によるものかどうかを判定する．我々は，これまでの研究において，ハミング距離似のフィルタリングが等誤り率（ EER ）を下げることや，良い評価式であれば，利用するダイグラフ数を少なくしてもＥＥＲが維持できること，などを示してきた．これらを踏まえ，今回のデータ取得実験では，３５人の被験者に対して，アルファベット１１文字を４回ずつ入力してもらった．認証実験の結果，20％程度のＥＥＲが，上のようなフィルタリングを行うことにより，11％程度になったことを報告する．本フィルタリングの実装は容易であるため，パスワード強化への先行研究への応用も期待できる． |
| （英） | Keystroke dynamics-based user authentication research has been done for decades and been positioned as one of inexpensive yet valid biometrics. In order to generate templates to be refereed, subjects are required to input prescribed strings. From such obtained input data, two consecutive keystrokes, termed digraph, are extracted and utilized. For two sample data to be compared, the dissimilarity measurement is calculated based on the elapsed times of digraphs and so on. By the relation of its measurement and a threshold, those two samples are validated to be the same. Our previous experiments have shown that Hamming distance-like filtering lowers EER (Equal Error Rate), valid dissimilarity measures keep lower EER although we decrease the number of digraphs to be utilized, and so on. In this report, we adopt those results to password enhancement. This time we have collected keystroke data from 35 subjects typing only 11 strings of alphabets totally four times. The authentication experiments have shown that error rate around 20% EER are reduced to around 11% by our proposal filtering. Since our proposal filtering is easy to implement, it expects to apply the previous study of password enhancement. | |
| キーワード | （和） | キーストロークダイナミクス / パスワード強化 / 個人認証 / 非類似尺度 / ハミング距離 / / / |
| （英） | Keystroke dynamics / password enhancement / user authentication / dissimilarity measure / Hamming distance / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 111, no. 242, CAS2011-40, pp. 43-48, 2011年10月. | |
| 資料番号 | CAS2011-40 | |
| 発行日 | 2011-10-13 (CAS, NLP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CAS2011-40 NLP2011-67 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CAS NLP |
| 開催期間 | 2011-10-20 - 2011-10-21 |
| 開催地（和） | 静岡大学 |
| 開催地（英） | Shizuoka Univ. |
| テーマ（和） | 回路とシステム一般 |
| テーマ（英） | Circuit and System, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CAS |
| 会議コード | 2011-10-CAS-NLP |
| 本文の言語 | 英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） | ハミング距離似のフィルタリングを用いたキーストロークダイナミクスによるパスワード強化 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Password Enhancement in Keystroke Dynamics with a Hamming Distance-like Filtering |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | キーストロークダイナミクス / Keystroke dynamics |
| キーワード(2)（和/英） | パスワード強化 / password enhancement |
| キーワード(3)（和/英） | 個人認証 / user authentication |
| キーワード(4)（和/英） | 非類似尺度 / dissimilarity measure |
| キーワード(5)（和/英） | ハミング距離 / Hamming distance |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 金子 美博 / Yoshihiro Kaneko / カネコ ヨシヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） | 岐阜大学 (略称： 岐阜大) Gifu University (略称： Gifu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2011-10-20 13:55:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | CAS |
| 資料番号 | CAS2011-40, NLP2011-67 |
| 巻番号（vol） | vol.111 |
| 号番号（no） | no.242(CAS), no.243(NLP) |
| ページ範囲 | pp.43-48 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2011-10-13 (CAS, NLP) |
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