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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2011-07-14 13:25 再生周波数帯域の操作による臨場感・空間印象の変化 ○谷口高士（阪学院大）・大出訓史・安藤彰男（NHK）  CQ2011-19 |
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| 抄録 | （和） | 音響コンテンツの再生周波数帯域を制限することで，音特徴の知覚的印象および臨場感・空間印象がどのように変化するかを調べるために，主観評価実験を行った．市販のDVDに収録されているライブ演奏や自然環境音など４種類の5.1ch音源を使用し，デジタルミキサーによって再生周波数帯域を，広帯域（DVD品質），中帯域（250Hz－8kHz），狭帯域（500Hz－4kHz）の3段階に操作した．実験には健聴の20代～40代の成人女性40名が参加した．音の主観印象尺度と臨場感・空間印象尺度それぞれについて，音源ごとに各帯域での評価プロファイルを作成し，比較した．その結果，全体としては狭帯域化によって印象が低下すること，音の主観印象よりも臨場感・空間印象の方が狭帯域化の影響が大きいことが示された．また，一部の音源については，いずれの尺度においても狭帯域化による印象の変化がほとんどみられなかった．いわゆる「音質」の知覚だけでなく，臨場感や感動といったユーザー体験が，音響の物理的品質に影響されることが示唆された． |
| （英） | To examine how subjective impression, sense of presence, and spatial impression of sounds change by limiting reproduction bandwidth of audio contents, we conducted a subjective evaluation experiment. Four 5.1ch audio sources were reproduced with wide-bandwidth (DVD quality), medium-bandwidth (250Hz-8kHz), and narrow-bandwidth (500Hz-4kKHz). Forty female participants evaluated each stimulus on the subjective impression scale and the presence and spatial impression scale. As a result, it was shown as a whole that limiting reproduction bandwidth of audio contents reduced the impressions, and the limitation affected the presence and spatial impression more than the subjective impression. It suggests that not only the perception of tonal quality but also the user experience like presence and emotion be influenced by physical qualities of sounds. | |
| キーワード | （和） | 聴覚臨場感 / 空間印象 / 音印象 / 再生帯域制限 / 音響コンテンツ / QoS / QoE / |
| （英） | Auditory Presence / Spatial Impression / Sound Impression / Limited Bandwidth / Audio Contents / QoS / QoE / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 111, no. 132, CQ2011-19, pp. 5-10, 2011年7月. | |
| 資料番号 | CQ2011-19 | |
| 発行日 | 2011-07-07 (CQ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CQ2011-19 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CQ |
| 開催期間 | 2011-07-14 - 2011-07-15 |
| 開催地（和） | 小樽市民会館 |
| 開催地（英） | Otaru civic hall |
| テーマ（和） | 映像/音声サービスの品質、メディア品質、ネットワークの品質・ＱｏＳ制御、次世代/新世代ネットワークアーキテクチャ、災害時のネットワークとコミュニケーション、一般 |
| テーマ（英） | Audio and video quality, Media Quality, Quality control of networks, Architecture of Next generation/future networks, Network and communication under disaster, general fields |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CQ |
| 会議コード | 2011-07-CQ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 再生周波数帯域の操作による臨場感・空間印象の変化 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Effect of Limited Bandwidth on Auditory Presence and Spatial Impression |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 聴覚臨場感 / Auditory Presence |
| キーワード(2)（和/英） | 空間印象 / Spatial Impression |
| キーワード(3)（和/英） | 音印象 / Sound Impression |
| キーワード(4)（和/英） | 再生帯域制限 / Limited Bandwidth |
| キーワード(5)（和/英） | 音響コンテンツ / Audio Contents |
| キーワード(6)（和/英） | QoS / QoS |
| キーワード(7)（和/英） | QoE / QoE |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 谷口 高士 / Takashi Taniguchi / タニグチ タカシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪学院大学 (略称： 阪学院大) Osaka Gakuin University (略称： Osaka Gakuin Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 大出 訓史 / Satoshi Oode / オオデ サトシ |
| 第2著者 所属（和/英） | NHK放送技術研究所 (略称： NHK) Science and Technology Research Laboratories, NHK (略称： NHK) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安藤 彰男 / Akio Ando / アンドウ アキオ |
| 第3著者 所属（和/英） | NHK放送技術研究所 (略称： NHK) Science and Technology Research Laboratories, NHK (略称： NHK) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2011-07-14 13:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | CQ |
| 資料番号 | CQ2011-19 |
| 巻番号（vol） | vol.111 |
| 号番号（no） | no.132 |
| ページ範囲 | pp.5-10 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2011-07-07 (CQ) |
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