講演抄録/キーワード |
講演名 |
2011-01-20 11:30
条件付確率アトラスの提案と腹部CT像からの膵臓抽出への応用 ○落合啓明・清水昭伸・小畑秀文(東京農工大)・縄野 繁(国際医療福祉大)・篠崎賢治(九州がんセンター) MI2010-106 |
抄録 |
(和) |
本報告では,腹部CT像からの膵臓領域抽出処理の高度化のために,粗抽出領域を条件とする条件付きの確率アトラスを提案する.本研究における条件付きの確率アトラスは,通常の確率アトラスとは異なり,入力画像から粗抽出された膵臓領域に基づいて構築する.具体的には,学習症例の膵臓の形状から生成した,形状の部分空間から正規乱数を用いて膵臓ラベルを生成する.この時,粗抽出領域を参照しながら乱数により生成されたラベルの棄却と採択を繰り返すことで,被検者固有の形状に近い形状を生成し,それを用いて確率アトラスを構築する.また,そのアトラスを利用して最大事後確率法により膵臓領域を抽出する.本文では,これらの手法を学習用70症例と評価用70症例の4時相の腹部CT像を用いて評価した結果について示し,従来法と比較した結果を示して有効性について議論する. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
CT像 / 膵臓 / セグメンテーション / 条件付き確率アトラス / 統計形状モデル / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 110, no. 364, MI2010-106, pp. 133-138, 2011年1月. |
資料番号 |
MI2010-106 |
発行日 |
2011-01-12 (MI) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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