講演抄録/キーワード |
講演名 |
2011-01-20 15:30
腹部の複数臓器の統計的同時形状モデルの提案と評価 ○中田美沙希・清水昭伸・小畑秀文(東京農工大)・縄野 繁(国際医療福祉大) MI2010-120 |
抄録 |
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単臓器に対する従来のモデリング手法は,隣接臓器の形状を考慮することが困難であり,解剖学上に問題のある形状を構成してしまう例が多々見られた.本研究では,レベルセット分布モデルを用いた隣接臓器の形状や位置の相関を考慮した複数臓器に対する統計的形状モデル構築手法を提案する.レベルセット分布モデルの問題点である,入力データの位置に関するずれを解消するため,Affine変形による入力データ間の位置合わせにより標準化を行い,臓器ごとのレベルセット画像を作成する.これらを統計的に解析して固有形状空間と形状モデルを構築する.次に,位置合わせによって得られた全臓器の標準化パラメータに対する統計解析を行い固有空間を作成する.このようにして得られた二つのモデルに入力データを投影することで固有空間における係数を算出し,更にこれらを一列に連結したベクトルデータに対する統計解析を行って,複数臓器モデルを構築する.本報告では,3次元腹部CT像15症例を用いて構築した12臓器のモデルの性能を未知の8症例により評価した結果を示す. |
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キーワード |
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文献情報 |
信学技報, vol. 110, no. 364, MI2010-120, pp. 205-210, 2011年1月. |
資料番号 |
MI2010-120 |
発行日 |
2011-01-12 (MI) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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